...彼女に会いに行ったが無駄足だった...
...無駄足に疲れた一日だった...
...外出して買い物をしたけど、結局無駄足になってしまった...
...大切な会議に遅刻しないように、無駄足を踏まないようにしましょう...
...気になるお店があるけど、今日は無駄足になるからまた今度行こう...
...車でのぼつて無駄足をしたのを...
小穴隆一 「二つの繪」
...無駄足だと言って...
高見順 「いやな感じ」
...たびたび無駄足(むだあし)を蹈(ふ)んでいる丹生夫人に気の毒でもあり...
谷崎潤一郎 「細雪」
...道をまちがへてだいぶ無駄足をふんだ(訊ねる家も人もないやうなところで)...
種田山頭火 「行乞記」
...山の上から眺めてゐる堅田の町に入つてみるのも旅の一興であると早速心を取り直して俥のある處までまた七八町の道を無駄足して下坂本の濱から俥に乘つた...
近松秋江 「湖光島影」
...お手柄だ! おかげでうんと無駄足をふまされるのが助かった...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...引越し後に無駄足をしてもいいだけの時間の余裕を見た方がよかろう...
戸坂潤 「獄中通信」
...無駄足をしても大した損ではないと思って出かけた...
豊島与志雄 「微笑」
...それが無駄足を踏むというものだ」誠一は考えこんだ...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...一度無駄足を踏ませられた男が突然また彼の玄関先に現われた...
夏目漱石 「道草」
...とんだ無駄足で気の毒だったな」万七の鼻は蠢(うごめ)きます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...無駄足になったな...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...無駄足になつたな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ここのグラントリーに来たって無駄足だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...仕事の用で来た人も用を通ぜず不便なところへ来て無駄足をする...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...無駄足を覚悟で行くなら...
吉川英治 「江戸三国志」
...それじゃ高麗村へ行っても無駄足だよ」と...
吉川英治 「江戸三国志」
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