...彼女に会いに行ったが無駄足だった...
...無駄足に疲れた一日だった...
...外出して買い物をしたけど、結局無駄足になってしまった...
...大切な会議に遅刻しないように、無駄足を踏まないようにしましょう...
...気になるお店があるけど、今日は無駄足になるからまた今度行こう...
...約束の五日目が来るまでは訪ねて見ても無駄足を踏むばかりだと思った...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...あとの一本を発見(めつけ)るために幸田氏は二週間程無駄足を踏んだ...
薄田泣菫 「茶話」
...無駄足だと言って...
高見順 「いやな感じ」
...たびたび無駄足(むだあし)を蹈(ふ)んでいる丹生夫人に気の毒でもあり...
谷崎潤一郎 「細雪」
...山の上から眺めてゐる堅田の町に入つてみるのも旅の一興であると早速心を取り直して俥のある處までまた七八町の道を無駄足して下坂本の濱から俥に乘つた...
近松秋江 「湖光島影」
...あなたに無駄足を踏ませてしまったかもしれません...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「サセックスの吸血鬼」
...そして先方にも無駄足をかけずに済み...
豊島与志雄 「明日」
...無駄足をしても大した損ではないと思って出かけた...
豊島与志雄 「微笑」
...とんだ無駄足で気の毒だったな」万七の鼻は蠢(うごめ)きます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その日も下女に二三度無駄足をさして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この四日間の無駄足をつくづくとおもった...
正岡容 「寄席」
...此所(こゝ)まで出向いて来た彼女に無駄足踏ませるのも心ないことと思つたので...
宮地嘉六 「老残」
...仕事の用で来た人も用を通ぜず不便なところへ来て無駄足をする...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...五日も無駄足...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...紀ノ国橋のお客は全部無駄足となる...
山本笑月 「明治世相百話」
...無駄足をしても可(い)い...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...それじゃ高麗村へ行っても無駄足だよ」と...
吉川英治 「江戸三国志」
...とんだ無駄足をいたしましてな...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??