...話をまとめるために、無駄口は言わないようにしましょう...
...彼女はいつも無駄口を叩いていて、周りの人たちはうんざりしている...
...先輩に対して無駄口を叩いてしまったので、反省して謝りました...
...会議で無駄口を叩く人がいると、時間がかかってしまうので注意が必要です...
...無駄口を叩くことが癖になってしまっている人は、自分自身を省みる必要があります...
...其間(ま)が抜けた無駄口に華客(おきやく)を減らす事もなく...
石川啄木 「天鵞絨」
...安井の言つた無駄口までつひ喋つて了つた...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...」と無駄口を言ひ/\...
薄田泣菫 「茶話」
...主に仕える歓びでいっぱいでございます」小谷さんはこう無駄口を急いできりあげたいように...
鷹野つぎ 「窓」
...ホメロスは無駄口(むだぐち)をたたくと言えるならば...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...将棋をさして無駄口を叩いていたすべての面(かお)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...爺さんはこうしてお浜と無駄口をたたいているだけで...
中村地平 「南方郵信」
...彼にとつて啻(たゞ)に煩さい無駄口であるに止まらず...
長與善郎 「青銅の基督」
...何時(いつ)もの如く無駄口(くち)も入れずに聞いてゐたが...
夏目漱石 「それから」
...何時(いつ)もの如く無駄口も入れずに聞いていたが...
夏目漱石 「それから」
...さる無駄口に暇潰(ひまつぶ)さんより手取疾(てっとりばや)く清元と常磐津とを語り較べて聞かすが可(よ)し...
二葉亭四迷 「小説総論」
...最早打ち解けた無駄口は利けなかつた...
正宗白鳥 「玉の輿」
...無駄口をきいたり...
水上滝太郎 「遺産」
...エリザベスの宮廷にいつも無駄口をきかず...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一常は無駄口の尠い唐沢周得氏が...
矢田津世子 「女心拾遺」
...前のようには無駄口もきかず...
矢田津世子 「女心拾遺」
...船酔いさえ治ればこちらも無駄口ではひけをとらぬ...
柳田国男 「雪国の春」
...少し小出しに費(つか)いこむこッた」無駄口を叩きながら...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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