...無限定観: 無限に存在すると考えられるものを観ること...
...無限定数: 無限に存在するとされる数...
...無限定級数: 収束しない無限級数...
...無限定義: 限定的条件を設けずに普遍的な定義を与えること...
...無限定理: 無限の範囲で成り立つ法則や定理...
...言い換えると、私が私自身のうちに精神の眼を向けるとき、単に私は、私が不完全で、他のものに依繋するものであり、そしてますますいっそう大きなものすなわちいっそう善いものをと無限定に喘ぎ求めるものであることを理解するのみでなく、同時にまた私は、私の拠って依繋するところのものが、かかるいっそう大きなものの一切を、単に無限定に、可能的にではなく、かえって実際に無限に自己のうちに有し、そしてかようにして神であることを理解するのである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...例えばこうした初めから内容の無限定な抽象である「行動」というようなものを...
戸坂潤 「思想としての文学」
...観念の一種の無限定性を云い現わすことは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...無限定な観念の中心はもはや浮動せずに静止し...
戸坂潤 「思想としての文学」
...例の有名な情緒的な無限定性の謂であるのだから...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...自然を如何に考えるかという問題の解決と共に動いて来たことを忘れてはならぬ(例えばタレスの水から無限定者に来るまで)...
戸坂潤 「読書法」
...現代の生の哲學は逆に精神的生命そのものを無限定な流動の如く考へてゐる...
三木清 「人生論ノート」
...現代人は無限定な世界に住んでゐる...
三木清 「人生論ノート」
...ところで現代人の世界がかやうに無限定なものであるのは...
三木清 「人生論ノート」
...この限定された世界に對して以前の世界がむしろ無限定であるといはねばならぬであらう...
三木清 「人生論ノート」
...この無限定が實は特定の限定の仕方の發達した結果生じたものであるところに...
三木清 「人生論ノート」
...希望が無限定なものであるかのやうに感じられるのは...
三木清 「人生論ノート」
...ギリシアの古典的哲学は物質は無限定な質料であって精神は形相であると考えた...
三木清 「人生論ノート」
...この限定された世界に対して以前の世界がむしろ無限定であるといわねばならぬであろう...
三木清 「人生論ノート」
...形としては却(かえ)って無限定なものになっている...
三木清 「人生論ノート」
...もとよりパトス的なものは無限定なものであり...
三木清 「哲学入門」
...それ自身は無限定なものでありながら...
三木清 「哲学入門」
...もとより我々は無限定に世界を表現するのではない...
三木清 「哲学入門」
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