...私共をカント哲学なぞに言ふところの無関心な状態に置き...
生田長江 「ニイチエ雑観」
...無関心なTのエゴイスティックな態度が忌々しくて堪らないのであった...
伊藤野枝 「転機」
...爆弾事件発生以来も彼は全然無関心な顔をしていたし野次馬連中が争ってヘルナー山頂へ急いだときも...
海野十三 「地球発狂事件」
...ペンベリーは無関心な表情でみていたが...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...実に無関心な表情で見てゐたが...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...人間に無関心な自然の精神...
太宰治 「富士に就いて」
...自然の無関心な心...
種田山頭火 「夜長ノート」
...しかしそれでもやはり徴候が違つていた……なんとなく男らしい無関心な所さえ感じられたからである...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「古書の呪い」
...そういういろいろな物の見方に慣れた科学者が人間界の現象に対してそういう見方から得られるいろいろな可能性を指摘してそれに無関心な世人の注意を促すということは...
寺田寅彦 「科学と文学」
...資本主義的生産機構や技術に無関心なものはない...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...ハスレルはぼんやりした無関心な眼でじっと見つづけながら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...同じ無関心な調子で言った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...無関心な冷酷な表情をしていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...――これは無関心な常識であって...
豊島与志雄 「庶民生活」
...かえって無関心なのは...
中谷宇吉郎 「塩の風趣」
...この本に書いてあるように『無関心な質問』を投げるだけだったのだから...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...かくいう私が所謂(いわゆる)「政治問題」に対して絶対に無関心な人間……という事実である...
夢野久作 「暗黒公使」
...伯父の死に無関心な伯母とアダリーの白々しい芝居...
夢野久作 「冥土行進曲」
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