...無遠慮な問を抛(ほう)りつけた...
芥川龍之介 「路上」
...無遠慮な人は、挨拶(あいさつ)がすむかすまぬに、先(ま)ず私の白頭についていぶかしげに質問する...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...また時としては無遠慮なその表現は...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...和譯P.2131.私の妻が私に離婚を請求せんとしてゐるなんて無遠慮な想像を君は何うしてするに至つたのか...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...無遠慮なる討論家なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...無遠慮なるによって...
中里介山 「大菩薩峠」
...かくいえば頼む方もずいぶん無遠慮なやり方と称すべきで...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...急に無遠慮な声で笑い出し...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...無遠慮なる可らず...
福沢諭吉 「新女大学」
...こんな無遠慮なことが平気な程二人は親しかったのだ...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...ものの理解のない田舎(いなか)の人が無遠慮なことをよく言ってまいったりすることになりますし...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ただ無遠慮なのだと考えて下さい」と言えばいいのだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしの無遠慮な言葉に腹を立てた者さえもなかった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...はははははは」警官気質(かたぎ)で無遠慮な志免刑事は...
夢野久作 「暗黒公使」
...船客たちが集ってなごやかな雑談から無遠慮な談に移って来たとき...
横光利一 「旅愁」
...無遠慮な声など放って...
吉川英治 「私本太平記」
...「耳ざわりな」と、ふたりの徴税使は、にがりきって、「なんだろう、あの無遠慮な、浮かれ囃子(ばやし)は」と、陀羅尼院のうちから、義貞の館のほうを、木のま越しにうかがって言っていた...
吉川英治 「私本太平記」
...しかも、明るい、無遠慮な、いかにも「快」とするような声をもって...
吉川英治 「新書太閤記」
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