...少しも抑揚(よくよう)のない無表情な声が云った...
江戸川乱歩 「悪霊」
...無表情な黄金仮面の口から顎にかけて...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...相変らず三日月型の無表情な笑い顔...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...無表情な顔をならべて関釜(かんぷ)連絡T丸の船艙へ流れこむ朝鮮人の白衣(びゃくえ)の列...
谷譲次 「踊る地平線」
...例の無表情な物静かな瞳(ひとみ)を客の方へ注いでいるだけであった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ロックはその重苦しい無表情な顔をしばらく見ているうちに...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...何にも見ていないような殆んど無表情なその眼眸の前に...
豊島与志雄 「憑きもの」
...無表情な蝋細工のような顔だった...
豊島与志雄 「非情の愛」
...あの無表情な面に深刻な反省があり...
中里介山 「大菩薩峠」
...呆(ほう)けたように陰気で無表情な顔...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...目の前にある無表情な暗い顔をじっとみつめると...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...お前が無表情な顔をしていればいるほど...
堀辰雄 「菜穂子」
...無表情な顔をあげて...
三好十郎 「胎内」
...その男は石のように冷たい無表情な顔で...
山本周五郎 「風流太平記」
...魯鈍で無表情な助の顔が...
山本周五郎 「風流太平記」
...黒木はその黒眼鏡をかけた魚のように無表情な顔を...
夢野久作 「復讐」
...しかしやはりその無表情な...
横光利一 「旅愁」
...無表情な秣掻(まぐさか)きはわたしの笑顔に応えてもくれない...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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