...宇宙には無始無終の続く時間があると考えられている...
...彼女との関係は、無始無終の愛で結ばれている...
...書道の世界において、無始無終の修業が求められる...
...瞑想することで、無始無終の存在を感じることができる...
...この宇宙には、無始無終の因果律が存在していると言われている...
...そうして無終にこれらの住みかとなるであろう...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...一つは無始無終とす...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...造物主は有始有終なるや無始無終なるやの問題なり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...その体すなわち無始無終なりといわざるべからず...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...天地万物の体無始無終自存自立なりとするの論は...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...貧ちょう無限無終の苦痛より遁れんがためには自殺はただ一の方法ならずや...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...それで無終無限の道程をたどり行く旅人として見た時にプトレミーもコペルニクスもガリレーもニュートンも今のアインシュタインも結局はただ同じ旅人の異なる時の姿として目に映る...
寺田寅彦 「相対性原理側面観」
...時間は無始無終の永久に閉じることのない線でなければならぬに拘らず...
戸坂潤 「科学論」
...無終極性こそ客觀的時間の最も著しき特徴といふべきである...
波多野精一 「時と永遠」
...客觀的時間の無終極性は昔より廣く...
波多野精一 「時と永遠」
...靈魂の無終極的――從つて勿論時間的――存續を「要請」(Postulat)の名のもとに...
波多野精一 「時と永遠」
...しかも活動の完成主體の終極目的の達成がそれの無終極的存在の制約の下に行はれ得るを主張するものである...
波多野精一 「時と永遠」
...すなはち無終極性はここでは時間性の克服者の資格において...
波多野精一 「時と永遠」
...しかしながら無終極性は決して時間性の克服ではなく...
波多野精一 「時と永遠」
...無終極性の意味における不死や永遠的生は生の完成どころか却つて未完成の連續不完成の徹底化なのである...
波多野精一 「時と永遠」
...無終極性と不完成性とは客觀的實在世界の本質的性格をなす故...
波多野精一 「時と永遠」
...却つて死後實現せらるべき無終極的存在であつた...
波多野精一 「時と永遠」
...そして無始無終の極氷洋の光景と...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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