...前例がなく、この決定をすると後患無窮に陥る可能性がある...
...この計画の問題点は、後患無窮となりうることだ...
...あの行動は後患無窮を招く可能性があるから、よく考えてから行動した方がいい...
...このような決定をすると、後患無窮となり、取り返しのつかない結果になるかもしれない...
...彼の失敗は、後患無窮となった...
...道はあらゆる生あるものと生なきものの放浪すべき無窮の道路である...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...今若し除かれてあった特異点――無窮遠点――の特異性を取り去るためには各々の点に夫々一双の数を対応せしめるならば...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...影に浸され光に震えている無窮の空間であって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...無窮なるがゆえに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その無窮なるものはわれわれのうちに本質の観念を覚(さま)させるのではあるまいか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...第二の無窮なるものは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...実際正当の権利の中には無窮なるものがあったからである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...なおその眉目(びもく)の下に無窮なるもののかすかな輝きを持っている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「天壌無窮の皇運」という...
蜷川新 「天皇」
...ロンドン塔の刑場で首を斬られたヘンリー八世の皇后カザリンやエドワード五世兄弟の死は無窮のあわれさを感じさせるが...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...この官員なり、また学者なり、永遠無窮、人民と交際を絶つの覚悟ならばすなわち可ならんといえども、いやしくも上流の知見を下流に及さんとするには、その入門の路をやすくして、帳合にも日本の縦(たて)の文字を用い、法を西洋にして体裁を日本にせんこと、一大緊要の事なり...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...何か無窮の前に自分が立たせられてゐるかのやうな戰慄で充たし...
堀辰雄 「春日遲々」
...この花売の娘の姿を無窮(むきゅう)に伝へむと思ひたちぬ...
森鴎外 「うたかたの記」
...天地無窮の大意に基き...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...人間というものは無窮の占有権を持っているという事が分かった...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...個人の不滅を欲するのは失錯を無窮にしようとするのである...
森鴎外 「妄想」
...天壤無窮に、わが皇室とわれ等民族は、一器の水を器から器へ移すやうに、歴世、その建國の大精神をこぼすことなく傳へてきた...
吉川英治 「折々の記」
...人間は無窮の生命は持ち得ない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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