...前例がなく、この決定をすると後患無窮に陥る可能性がある...
...この計画の問題点は、後患無窮となりうることだ...
...あの行動は後患無窮を招く可能性があるから、よく考えてから行動した方がいい...
...このような決定をすると、後患無窮となり、取り返しのつかない結果になるかもしれない...
...彼の失敗は、後患無窮となった...
...物質から世界を形成した人間的の創造者すなわち神が無窮の存在であるという考えよりも...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...世界を支配する原理は無窮の時“zervane akerene”であって...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...そして時の潮の波は無窮にそれを繰返して行つてゐるのである...
田山録弥 「現代と旋廻軸」
...併し例えば射影幾何学に於ては無窮遠点なる概念が除外され得るのに反して茲では要素の有限と無限とは常に区別されなければならない...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...「無窮」の刃くらゐ鋭い刃はないものだから...
ボードレール 富永太郎訳 「芸術家の告白祈祷」
...その第一の人物は無窮なる者である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...下なる無窮のものを上なる無窮のものと接触させること...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...無窮なるものを跪拝(きはい)すること...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...とにわかに、心のうちに何がありまた何に動かされてるのかを自ら知らないで、彼は立ち上がり、両腕を窓の外に差し伸ばし、陰影を、静寂を、暗黒なる無窮を、永劫(えいごう)の広漠(こうばく)を、じっとながめ、そして「皇帝万歳!」を叫んだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...残余の時間を無窮のうちに投げ込むこと...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...無窮なるものには...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ふと眼をあげると、鏡のゆるやかな撓みが、唐突に宇宙そのもののように無限に拡大され、天心から十五度以内に、あらゆる星座が、無窮の、その癖、すぐ手の届くところに、燦然と輝いている...
久生十蘭 「泡沫の記」
...無窮(むきゅう)に忘るべからざる所のものなり...
福沢諭吉 「日本男子論」
...人間というものは無窮の占有権を持っているという事が分かった...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...無窮な希望をもつて...
吉川英治 「折々の記」
...數字といふものはあくまで起因と無窮數につながつてゆく科學基點の明確なものとばかり思つてゐたが...
吉川英治 「折々の記」
...無窮に生かそうとする――長命の法も...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...人間は無窮の生命は持ち得ない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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