...たとひ信仰に無知なりとも...
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「法王の祈祷」
...ローマの眼科医またネロの時代には非常に無知な眼科医たちもローマにいたが...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...無知なもののやうに聞いてゐた...
薄田泣菫 「小壺狩」
...子供のように単純に無知なのか...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...従って又之ほど無知な反感を招くものはないように見える...
戸坂潤 「思想としての文学」
...「唯物弁証法は機械論だ」などという無知な言葉の出ないように)...
戸坂潤 「思想としての文学」
...無知な農民達は金融と聞くと...
戸坂潤 「社会時評」
...何より民衆の無知な常識に訴えるに効果があることは...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...これはきわめて無知な人たちのあいだに限っていたが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...明らかに無知な馬鹿批評家が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あなたはここではいちばん無知な人間なのだということを...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...まるで煉瓦(れんが)のように無知な人間と映ずるに相違ない...
平林初之輔 「探偵小説壇の諸傾向」
...紋吉のやうな単純無知な者といへども...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...いよいよ無知なる者の自然への従順をたたえ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...こういう暗黒で無知な世界の中にあって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(c)特に当世のように人心腐敗して無知な時代にあっては...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...山村の無知な民だが...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...子を盲愛するの余り人を呪う無知な老母の恐ろしさは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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