...仏軍の無為に乗じて墺将カールはライン方面より転進し来たり...
石原莞爾 「戦争史大観」
...著しく静かでほとんど無為に似た形式をとりながら...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...毎日々々たいして悪くもない体を床に横たへて無為に暮す私のさびしい今の心持ちでは...
伊藤野枝 「日記より」
...どうかしたい/\と思ひながら微力で思つた十分の一も実現することがなく無為に一年を過しました...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一六年一月号)」
...ゆうぜんとして、だうぜんとして、或はぼうぜんとして、無為にして無余、いろ/\の意味で...
種田山頭火 「其中日記」
...しかしてその無為にして化する底(てい)の性質は...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...老後の彼についてはただ無為にして化したとばかりで...
中島敦 「名人伝」
...毎日毎日無為にくらし...
浜尾四郎 「殺人狂の話」
...半年の月日が無為に過ぎた...
林芙美子 「瀑布」
...あるいは意に叶わざれば無為にして終日寝るも...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...無為になるためである...
三木清 「人生論ノート」
...若い人々の心の中に無為に乗じて生ずると言われる情熱は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...無為に一生を終った...
山本周五郎 「桑の木物語」
...明け昏れの無為にはなかなか慣れなかった...
山本周五郎 「初蕾」
...この花園の中でただ無為に空と海と花とを眺めながら...
横光利一 「花園の思想」
...無為に生きながらえている非行を責めようと...
吉川英治 「江戸三国志」
...無為に退くわけではない...
吉川英治 「三国志」
...もしくは巧言令色(こうげんれいしょく)の人に接したあとで無為に化する人に逢ったような...
和辻哲郎 「城」
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