例文・使い方一覧でみる「無為に」の意味


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...著しく静かでほとんど無為に似た形式をとりながら...   著しく静かでほとんど無為に似た形式をとりながらの読み方
伊丹万作 「演技指導論草案」

...毎日々々たいして悪くもない体を床に横たへて無為に暮す私のさびしい今の心持ちでは...   毎日々々たいして悪くもない体を床に横たへて無為に暮す私のさびしい今の心持ちではの読み方
伊藤野枝 「日記より」

...瞬間の無為に微笑みとともに投げ込んでしまったのである...   瞬間の無為に微笑みとともに投げ込んでしまったのであるの読み方
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」

...如何にその心が深くとも表現の自由が欠けては無為に終る...   如何にその心が深くとも表現の自由が欠けては無為に終るの読み方
高浜虚子 「俳句への道」

...三日、癸卯、小雨灑ぐ、義盛粮道を絶たれ、乗馬に疲るるの処、寅剋、横山馬允時兼、波多野三郎、横山五郎以下数十人の親昵従類等を引率し、腰越浦に馳せ来るの処、既に合戦の最中なり、仍つて其党類皆蓑笠を彼所に棄つ、積りて山を成すと云々、然る後、義盛の陣に加はる、義盛時兼の合力を待ち、新羈の馬に当るべし、彼是の軍兵三千騎、尚御家人等を追奔す、義盛重ねて御所を襲はんと擬す、然れども若宮大路は、匠作、武州防戦し給ひ、町大路は、上総三郎義氏、名越は、近江守頼茂、大倉は、佐々木五郎義清、結城左衛門尉朝光等、各陣を張るの間、通らんと擬するに拠無し、仍つて由比浦並びに若宮大路に於て、合戦時を移す、凡そ昨日より此昼に至るまで、攻戦已まず、軍士等各兵略を尽すと云々、酉剋、和田四郎左衛門尉義直、伊具馬太郎盛重の為に討取らる、父義盛殊に歎息す、年来義直を鍾愛せしむるに依り、義直に禄を願ふ所なり、今に於ては、合戦に励むも益無しと云々、声を揚げて悲哭し、東西に迷惑し、遂に江戸左衛門尉能範の所従に討たると云々、同男五郎兵衛尉義重、六郎兵衛尉義信、七郎秀盛以下の張本七人、共に誅に伏す、朝夷名三郎義秀、並びに数率等海浜に出で、船に掉して安房国に赴く、其勢五百騎、船六艘と云々、又新左衛門尉常盛、山内先次郎左衛門尉、岡崎余一左衛門尉、横山馬允、古郡左衛門尉、和田新兵衛入道、以上大将軍六人、戦場を遁れて逐電すと云々、此輩悉く敗北するの間、世上無為に属す、其後、相州、行親、忠家を以て死骸等を実検せらる、仮屋を由比浦の汀に構へ、義盛以下の首を取聚む、昏黒に及ぶの間、各松明を取る、又相州、大官令仰を承り、飛脚を発せられ、御書を京都に遣はす...   三日、癸卯、小雨灑ぐ、義盛粮道を絶たれ、乗馬に疲るるの処、寅剋、横山馬允時兼、波多野三郎、横山五郎以下数十人の親昵従類等を引率し、腰越浦に馳せ来るの処、既に合戦の最中なり、仍つて其党類皆蓑笠を彼所に棄つ、積りて山を成すと云々、然る後、義盛の陣に加はる、義盛時兼の合力を待ち、新羈の馬に当るべし、彼是の軍兵三千騎、尚御家人等を追奔す、義盛重ねて御所を襲はんと擬す、然れども若宮大路は、匠作、武州防戦し給ひ、町大路は、上総三郎義氏、名越は、近江守頼茂、大倉は、佐々木五郎義清、結城左衛門尉朝光等、各陣を張るの間、通らんと擬するに拠無し、仍つて由比浦並びに若宮大路に於て、合戦時を移す、凡そ昨日より此昼に至るまで、攻戦已まず、軍士等各兵略を尽すと云々、酉剋、和田四郎左衛門尉義直、伊具馬太郎盛重の為に討取らる、父義盛殊に歎息す、年来義直を鍾愛せしむるに依り、義直に禄を願ふ所なり、今に於ては、合戦に励むも益無しと云々、声を揚げて悲哭し、東西に迷惑し、遂に江戸左衛門尉能範の所従に討たると云々、同男五郎兵衛尉義重、六郎兵衛尉義信、七郎秀盛以下の張本七人、共に誅に伏す、朝夷名三郎義秀、並びに数率等海浜に出で、船に掉して安房国に赴く、其勢五百騎、船六艘と云々、又新左衛門尉常盛、山内先次郎左衛門尉、岡崎余一左衛門尉、横山馬允、古郡左衛門尉、和田新兵衛入道、以上大将軍六人、戦場を遁れて逐電すと云々、此輩悉く敗北するの間、世上無為に属す、其後、相州、行親、忠家を以て死骸等を実検せらる、仮屋を由比浦の汀に構へ、義盛以下の首を取聚む、昏黒に及ぶの間、各松明を取る、又相州、大官令仰を承り、飛脚を発せられ、御書を京都に遣はすの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...文章を無為に享楽する法を知らぬ...   文章を無為に享楽する法を知らぬの読み方
太宰治 「古典竜頭蛇尾」

...菩薩は作仏行を通らずして無為に衆生済度から始めることはできない...   菩薩は作仏行を通らずして無為に衆生済度から始めることはできないの読み方
田辺元 「メメント モリ」

...しかしてその無為にして化する底(てい)の性質は...   しかしてその無為にして化する底の性質はの読み方
徳冨蘆花 「小説 不如帰」

...毎日毎日無為にくらし...   毎日毎日無為にくらしの読み方
浜尾四郎 「殺人狂の話」

...五日ばかり、また、無為に過ぎた...   五日ばかり、また、無為に過ぎたの読み方
林芙美子 「浮雲」

...半年の月日が無為に過ぎた...   半年の月日が無為に過ぎたの読み方
林芙美子 「瀑布」

...あるいは意に叶わざれば無為にして終日寝るも...   あるいは意に叶わざれば無為にして終日寝るもの読み方
福沢諭吉 「学問のすすめ」

...傲然(ごうぜん)みずから無為に食して...   傲然みずから無為に食しての読み方
福沢諭吉 「学問のすすめ」

...無為にしては居られず...   無為にしては居られずの読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...無為にすごしているわけはないと...   無為にすごしているわけはないとの読み方
吉川英治 「三国志」

...無為に退くわけではない...   無為に退くわけではないの読み方
吉川英治 「三国志」

...しかし彼は無為にとどまっていなかった...   しかし彼は無為にとどまっていなかったの読み方
吉川英治 「三国志」

...工業的には無為に抛置されてあるらしい...   工業的には無為に抛置されてあるらしいの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

「無為に」の書き方・書き順

いろんなフォントで「無為に」

「無為に」の英語の意味


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