...無徳無才の貧書生は...
太宰治 「春の盗賊」
...無才、醜貌(しゅうぼう)の確然たる自覚こそ、むっと図太い男を創る...
太宰治 「HUMAN LOST」
...無能無才なるが故に...
種田山頭火 「一草庵日記」
...……ぐでん/\の老いぼれはおよそ愚劣の愚劣の愚劣だ!私は文字通りの無能無才で...
種田山頭火 「一草庵日記」
...老醜たへがたいものがある!二郎! お前は此一筋を持たない無能無才だつた...
種田山頭火 「其中日記」
...……私は遂に無能無才...
種田山頭火 「其中日記」
...――無能無才、小心にして放縦、怠惰にして正直、あらゆる矛盾を蔵してゐる私は、恥づかしいけれど、かうなるより外なかつたのであらう...
種田山頭火 「其中日記」
...――――無能無才...
種田山頭火 「述懐」
...世の中を見渡すと無能無才の小人ほど...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...呂布は無才な男ですが...
吉川英治 「三国志」
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