...無慮三四十名の聴衆がみんな御老体ばかりで...
石川欣一 「山を思う」
...無慮(むりょ)一千五百機...
海野十三 「空襲葬送曲」
...その数無慮五百名...
海野十三 「仲々死なぬ彼奴」
...ナターリヤ・ヴァシーリエヴナが數えたてた無慮無數の理由のなかには...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...無慮二万人に及んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...平均のところ無慮五十万俵の数になっていて...
中里介山 「大菩薩峠」
...まだ明けやらぬ五時ごろからひしめき集う大衆無慮数万...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...さながら空気中のアルゴンの如くに無慮無数の魑魅魍魎がほしいままに跳梁跋扈しているように感じられてならぬと嗟歎したが...
久生十蘭 「魔都」
...焼死者無慮十万二千百余人...
穂積陳重 「法窓夜話」
...「僕は、昨夜例の小説を到々書きあげてしまつた、無慮百七十枚だ...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...「奉天の大勝利――而して吾軍の死傷者無慮――その数未だ判明せず...
牧野信一 「サクラの花びら」
...けさは何時間眠ったとお思いになって? 又無慮十三時間よ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...蜀の大軍無慮数十万...
吉川英治 「三国志」
...無慮(むりょ)三...
吉川英治 「私本太平記」
...豹(ひょう)のごとき男女が無慮(むりょ)二...
吉川英治 「新・水滸伝」
...また水寨(すいさい)の水軍などもあわせて無慮(むりょ)八千...
吉川英治 「新・水滸伝」
...各界いろんな顔が無慮六...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...師の道風をしたひその会裡に集るもの無慮――愚堂の伝は...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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