...彼は無感覚に人の気持ちを理解できない...
...彼女の無感覚に驚いた...
...それは怒るべきことなのに、彼は無感覚な反応しかしなかった...
...彼は手術中に無感覚だったため、痛みを感じることはありませんでした...
...彼は無感覚な態度で私の告白を受け入れた...
...かの怠慢と無感覚より来る所の...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...男はいっこう無感覚だ...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...無感覚になっていた...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...無感覚のまま、ともかく相手のからだから離れることが出来た...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...無感覚即ち死の前兆に過ぎない...
大杉栄 「新しき世界の為めの新しき芸術」
...彼がその獣のような肉体的無感覚のためにおかす危険のことを...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...習慣が――決してそれを軽くしたわけではないが――一種の心の無感覚...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...それはこの手記のおしまいまでお読みになったら、たいていの読者には自明の事で、こんな断り書きは興覚めに違いないのであるが、ちかごろ甚だ頭の悪い、無感覚の者が、しきりに何やら古くさい事を言って騒ぎ立て、とんでもない結論を投げてよこしたりするので、その頭の古くて悪い(いや、かえって利口なのかも知れないが)その人たちのために一言、言わでもの説明を附け加えさせていただく次第なのだ...
太宰治 「親友交歓」
...無感覚ト云ッタケレドモ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...この声に対して無感覚になっているが...
寺田寅彦 「柿の種」
...海の無感覚、風景の不動が私を裏切る...
ボードレール 富永太郎訳 「芸術家の告白祈祷」
...彼女の無感覚さは人をぞっとさせるほどだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あの人たちは、無感覚な、かたくなな、どんな畏敬の気持によってもやわらげられない心があるものだ、ということを知らないし、また親切でへり下った気持をもっているあの人たちとしてはそんなことを知ろうとは思わないのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...わたしが生れつきかなりな程度にもっているこの無感覚*という特権を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...なんで無感覚におられましょうや」「真に敬服しました...
吉川英治 「三国志」
...四囲の状況にも無感覚な顔をしていた...
吉川英治 「三国志」
...まったく無感覚のように...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼も女性というものに決して無感覚ではいられない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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