...彼は無感覚に人の気持ちを理解できない...
...彼女の無感覚に驚いた...
...それは怒るべきことなのに、彼は無感覚な反応しかしなかった...
...彼は手術中に無感覚だったため、痛みを感じることはありませんでした...
...彼は無感覚な態度で私の告白を受け入れた...
...少女は9時間のあいだ無感覚であり...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...唯無感覚に横はツて居る...
石川啄木 「漂泊」
...無感覚に黙つてゐる...
犬養健 「愚かな父」
...我の床に就くや熟睡ただちに来て無感覚なること丸太のごとし...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...無感覚のまま、ともかく相手のからだから離れることが出来た...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...無感覚に眺めてゐた仙吉の眼は突然ギラとして...
武田麟太郎 「反逆の呂律」
...別離の悲哀に無感覚になったばかりか...
田中英光 「さようなら」
...無感覚ト云ッタケレドモ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...われわれ一行の鼻の神経は悪臭に対して無感覚となって...
寺田寅彦 「夏」
...その無感覚を全く等しくしてゐた...
富永太郎 「鳥獣剥製所」
...一時クリストフはその絶望的無感覚の状態から脱した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...全然無感覚であることはできないだろうと...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...久能は無感覚に画面をみつめ...
豊田三郎 「リラの手紙」
...そのなれ切った倦怠と無感覚とを...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...ぐったりと頭と肩は石のように無感覚になっていて...
原民喜 「苦しく美しき夏」
...無感覚なようすでむっつりと腕を組み...
久生十蘭 「海豹島」
...そのやうに無感覚な鈍重さは...
牧野信一 「裸虫抄」
...なにか無感覚な死んだようなもの...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
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