例文・使い方一覧でみる「無心に」の意味


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...二人がいかにも無心に赤々とした頬(ほお)をしてよく寝入っているのを見窮めると...   二人がいかにも無心に赤々とした頬をしてよく寝入っているのを見窮めるとの読み方
有島武郎 「或る女」

...無心に睡っている大隅学士の身体が横たわっていたのである...   無心に睡っている大隅学士の身体が横たわっていたのであるの読み方
海野十三 「地球盗難」

...無心に流れて、そうして、軍人第一年生...   無心に流れて、そうして、軍人第一年生の読み方
太宰治 「散華」

...刹那(せつな)を信じることできる?」Kは少女のように無心に笑って...   刹那を信じることできる?」Kは少女のように無心に笑っての読み方
太宰治 「秋風記」

...そこには数百の烏が無心に唖々と鳴いて遊んでいる...   そこには数百の烏が無心に唖々と鳴いて遊んでいるの読み方
太宰治 「竹青」

...ぼくはそんな妻の復讐心(ふくしゅうしん)に自分の才能を無心に誇っては噛みつかれ...   ぼくはそんな妻の復讐心に自分の才能を無心に誇っては噛みつかれの読み方
田中英光 「さようなら」

...無心になって遊んでいる...   無心になって遊んでいるの読み方
知里真志保 「生きているコタンの銅像」

...ある時電車で子供を一人連れた夫婦の向かい側に座を占めて無心にその二人の顔をながめていたが...   ある時電車で子供を一人連れた夫婦の向かい側に座を占めて無心にその二人の顔をながめていたがの読み方
寺田寅彦 「自画像」

...二人でだまって無心にこの絵を見ていたらだれかが「清香(きよか)さん」とあっちのほうで呼ぶ...   二人でだまって無心にこの絵を見ていたらだれかが「清香さん」とあっちのほうで呼ぶの読み方
寺田寅彦 「竜舌蘭」

...それを無心に眺めながら言った...   それを無心に眺めながら言ったの読み方
豊島与志雄 「化生のもの」

...今でも時々無心に來る女房のお皆も薄々は知つて居ります...   今でも時々無心に來る女房のお皆も薄々は知つて居りますの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...無心に罪人を指してしまったのでございました...   無心に罪人を指してしまったのでございましたの読み方
浜尾四郎 「殺された天一坊」

...茶盆の上の急須に無心に湯をつぎながら...   茶盆の上の急須に無心に湯をつぎながらの読み方
水野仙子 「女」

...無心に立っている...   無心に立っているの読み方
三好十郎 「胎内」

...子供のように無心に貝殻を拾い集めることに打ち興じたり...   子供のように無心に貝殻を拾い集めることに打ち興じたりの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...陽(ひ)は無心に似て...   陽は無心に似ての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...そして、十八公麿(まつまろ)の頭(つむり)をなでて、「うれしいか」「はい」十八公麿は、無心にいう...   そして、十八公麿の頭をなでて、「うれしいか」「はい」十八公麿は、無心にいうの読み方
吉川英治 「親鸞」

...無心にして何の表情をも含まないとともに...   無心にして何の表情をも含まないとともにの読み方
和辻哲郎 「日本精神史研究」

「無心に」の書き方・書き順

いろんなフォントで「無心に」


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