例文・使い方一覧でみる「無心に」の意味


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...この問に対しても無心に頷いたが...   この問に対しても無心に頷いたがの読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...雲の無心にして岫を出づるが如き也...   雲の無心にして岫を出づるが如き也の読み方
高山樗牛 「美的生活を論ず」

...お寺の林の中に永いこと童の如く無心に佇みなされて郭公の初声を今か今かとお待ちになつてゐたり等した事もございました...   お寺の林の中に永いこと童の如く無心に佇みなされて郭公の初声を今か今かとお待ちになつてゐたり等した事もございましたの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...ネロは無心に波とたわむれていた...   ネロは無心に波とたわむれていたの読み方
太宰治 「古典風」

...Yさんの小さい子供たちの無心に遊んでいるさまをみるのが...   Yさんの小さい子供たちの無心に遊んでいるさまをみるのがの読み方
田中英光 「野狐」

...此處で畫架を立てゝ二時間餘りを無心に過した...   此處で畫架を立てゝ二時間餘りを無心に過したの読み方
寺田寅彦 「寫生紀行」

...あわれ無心に花を吸う小蝶に忍び寄る...   あわれ無心に花を吸う小蝶に忍び寄るの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...それとも知らぬ小僧は無我無心に芋を食っている...   それとも知らぬ小僧は無我無心に芋を食っているの読み方
夏目漱石 「坑夫」

...うっかり無心にも来られねえ」ガラッ八は面目次第もない頸筋(くびすじ)をボリボリ掻くのでした...   うっかり無心にも来られねえ」ガラッ八は面目次第もない頸筋をボリボリ掻くのでしたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...無心にハンドルをあやつっている...   無心にハンドルをあやつっているの読み方
久生十蘭 「あなたも私も」

...無心にその声に耳を傾けるのみであッた...   無心にその声に耳を傾けるのみであッたの読み方
久生十蘭 「湖畔」

...の木立はものうげに、無心に、まるで当所(あてど)なきさすらひ人のやうに、高く雲間に聳えたち、まぶしい陽の光りが絵のやうな青葉のかたまりを赫つと炎え立たせると、その下蔭の葉面(はづら)には闇夜のやうな暗影(かげ)が落ちて、ただ強い風のまにまに黄金いろの斑紋がぱらぱらと撒りかかる...   の木立はものうげに、無心に、まるで当所なきさすらひ人のやうに、高く雲間に聳えたち、まぶしい陽の光りが絵のやうな青葉のかたまりを赫つと炎え立たせると、その下蔭の葉面には闇夜のやうな暗影が落ちて、ただ強い風のまにまに黄金いろの斑紋がぱらぱらと撒りかかるの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」

...樽野は折角快く無心になつてゐたのを醒されたかのやうに苛々しく自分こそ馬鹿な呟きを続けた...   樽野は折角快く無心になつてゐたのを醒されたかのやうに苛々しく自分こそ馬鹿な呟きを続けたの読み方
牧野信一 「鶴がゐた家」

...殆んど無心になったように...   殆んど無心になったようにの読み方
三好十郎 「好日」

...尚も無心に素朴に暮してゐる...   尚も無心に素朴に暮してゐるの読み方
柳宗悦 「雑器の美」

...令嬢たちはまだ無心に話しつづけた...   令嬢たちはまだ無心に話しつづけたの読み方
横光利一 「旅愁」

...子供たちが無心に遊んでゐる...   子供たちが無心に遊んでゐるの読み方
吉川英治 「折々の記」

...今の無心に出た十八公麿の声は...   今の無心に出た十八公麿の声はの読み方
吉川英治 「親鸞」

「無心に」の書き方・書き順

いろんなフォントで「無心に」


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お見舞   甘い顔   麗々しく  

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