例文・使い方一覧でみる「無心に」の意味


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...無心に睡っている大隅学士の身体が横たわっていたのである...   無心に睡っている大隅学士の身体が横たわっていたのであるの読み方
海野十三 「地球盗難」

...疲れてまったくの無心になって空腹を感じて家路を急ぐのである...   疲れてまったくの無心になって空腹を感じて家路を急ぐのであるの読み方
相馬泰三 「田舎医師の子」

...刹那(せつな)を信じることできる?」Kは少女のように無心に笑って...   刹那を信じることできる?」Kは少女のように無心に笑っての読み方
太宰治 「秋風記」

...「ねむれた?」無心にたずねるKの眼は...   「ねむれた?」無心にたずねるKの眼はの読み方
太宰治 「秋風記」

...ただ無心に笑っている...   ただ無心に笑っているの読み方
太宰治 「新釈諸国噺」

...無心に事実を簡潔に述べている態度である...   無心に事実を簡潔に述べている態度であるの読み方
太宰治 「新樹の言葉」

...熊の子のように無心に見えて...   熊の子のように無心に見えての読み方
太宰治 「二十世紀旗手」

...自分は父の机の前に足と投出したままで無心に華車(きゃしゃ)な浴衣の後姿から白い衿頸(えりくび)を見上げた時...   自分は父の机の前に足と投出したままで無心に華車な浴衣の後姿から白い衿頸を見上げた時の読み方
寺田寅彦 「やもり物語」

...その男が店のものを金の無心に寄越(よこ)しましたわ...   その男が店のものを金の無心に寄越しましたわの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...すいすいと伸び出してる草の芽を無心に掴み取りながら...   すいすいと伸び出してる草の芽を無心に掴み取りながらの読み方
豊島与志雄 「父母に対する私情」

...細鱗を閃(ひらめ)かせつつ無心に游優嬉戯しているのである...   細鱗を閃かせつつ無心に游優嬉戯しているのであるの読み方
中島敦 「環礁」

...「富士絹ね」と無心にぽつりと言った...   「富士絹ね」と無心にぽつりと言ったの読み方
原口統三 「二十歳のエチュード」

...いままで無心に草を食べてゐた牛がふいとそれを止めて...   いままで無心に草を食べてゐた牛がふいとそれを止めての読み方
堀辰雄 「牧歌」

...……私はふとそれを思いつくと、どこからか自分でその玉網を捜し出してきて、縁先きにしゃがんで、いかにも無心に、それでもって小さな魚を追いまわしていた何処かで半鐘が、間を隔(お)いては、鳴っていた...   ……私はふとそれを思いつくと、どこからか自分でその玉網を捜し出してきて、縁先きにしゃがんで、いかにも無心に、それでもって小さな魚を追いまわしていた何処かで半鐘が、間を隔いては、鳴っていたの読み方
堀辰雄 「幼年時代」

...擦れ違ふ女の姿形を無心には見過せなくて...   擦れ違ふ女の姿形を無心には見過せなくての読み方
正宗白鳥 「入江のほとり」

...今まで無心に繰し((ママ))て居た祈祷も今は明かに自分の慰めと成り...   今まで無心に繰し)て居た祈祷も今は明かに自分の慰めと成りの読み方
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」

...何らの美の理論なくして無心に作られたもの...   何らの美の理論なくして無心に作られたものの読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...そして、宇乃自身まったく無意識ではあったろうが、甲斐の腿を大胆に、あるいは無心に、圧迫したその部分の、あたたかい、弾力のあるまるみは、四十二歳になる甲斐をたじろがせるのに充分であった...   そして、宇乃自身まったく無意識ではあったろうが、甲斐の腿を大胆に、あるいは無心に、圧迫したその部分の、あたたかい、弾力のあるまるみは、四十二歳になる甲斐をたじろがせるのに充分であったの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

「無心に」の書き方・書き順

いろんなフォントで「無心に」


ランダム例文:
無彩色   未完成   祈年  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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