...無徳無才の貧書生は...
太宰治 「春の盗賊」
...おくがたは香をおたきあそばして南無徳しょう(勝)寺殿天英宗清大居士と...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...無識無学の婦女子群居して無智無徳の一主人に仕え...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...結局その子をして無智無徳の不幸に陥らしめ...
福沢諭吉 「中津留別の書」
...無知無徳の下等社会はともかくも...
福沢諭吉 「日本男子論」
...彼の特長は全くの無節操無徳義であり白昼公然の裏切りであり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...かくの如き無恥、無徳、ほとんど一片の同情にだも価しない売国奴の小生が、正義、法律の執行官たる貴下に対して、かような厚かましい事を御依頼申上ぐる資格がない事は、明かに自覚致しております次第であります...
夢野久作 「暗黒公使」
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