...よく無尽講の籤引に頼まれて行って三四度当てた...
高村光太郎 「回想録」
...父と時々往来していた牙彫(げぼり)の旭玉山さんのところの無尽講にも...
高村光太郎 「回想録」
...無尽講だとの触込みで...
直木三十五 「南国太平記」
...それが、いやに、落ちついての、談合?――談合ではない、無尽講じゃが、何んの用があって聞くか...
直木三十五 「南国太平記」
...無尽講(むじんこう)のくじ...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...八百両を先取(さきどり)することの出来る無尽講(むじんこう)を催した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...無尽講の夜(よる)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...被害者の懐中物は無尽講(むじんこう)の帳面が二冊キリ...
夢野久作 「近眼芸妓と迷宮事件」
...本郷の無尽講の計算に行って来ると云って...
夢野久作 「近眼芸妓と迷宮事件」
...毎月二十五日の無尽講の計算の日には...
夢野久作 「近眼芸妓と迷宮事件」
...事によると前科者かも知れない……という理窟から遠い親戚や無尽講の関係者...
夢野久作 「近眼芸妓と迷宮事件」
...湯島天神の境内に集まっていた無尽講の世話人連中は...
夢野久作 「近眼芸妓と迷宮事件」
...金兵衛さんの事までもスッカリ……毎月二十五日が本郷の無尽講(むじん)の寄合なので...
夢野久作 「近眼芸妓と迷宮事件」
...無尽講(むじんこう)があるとかで...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...あちらの無尽講も...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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