...彼は無知無学で、社会常識が全くない...
...試験前に全く勉強しなくて無知無学のまま試験に臨んだ...
...無知無学な私にも分かるほどの簡単な問題だった...
...無知無学だと周りに迷惑をかけることが多い...
...将来を見据えた上で、無知無学なままではいられないと思った...
...ひとのよい無学ではあるが利巧な...
太宰治 「逆行」
...その妻の無学につけこみ...
太宰治 「猿面冠者」
...無学な旅人などのいった話と違いますよ...
田中貢太郎 「涼亭」
...街じゅうが野卑な無学さや貪慾や叱責や不潔さや...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...彼れは代議士として実に得易からざるの人物なり惜いかな無学にして大体に通ぜず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...人生に対する偉大なる貢献を遂げた発明家はいわゆる学者の中から出ないで無学者の中から出たのが不思議ではありませんか――ワットにしてもエジソンにしても」「しかし彼らはプロフェサアでなかっただけで事実は偉大なる科学者です...
中里介山 「山道」
...僕自身が無学で知らないのである...
萩原朔太郎 「名前の話」
...無学無智な私などが...
葉山嘉樹 「氷雨」
...往古蒙昧の世に無智無学の蛮民等が...
福沢諭吉 「女大学評論」
...無識無学の婦女子群居して無智無徳の一主人に仕え...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...一握りの無学労務者などひるまない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...どうせ自分には、無学でもあるし、浪漫的(ローマンチツク)の気分もないから気の利いたことは云へないが、何とかしてあいつのうはべの気分を破つてやりたいと思つた...
牧野信一 「夏ちかきころ」
...或人曰く、漢語にても俗語にても、構はず用うる事になれば、無学なる者が、飛んでもない歌をうなり出すやうな弊害を生ぜざるか...
正岡子規 「人々に答ふ」
...しかるに近来出来たる活字は無学なる人の杜撰(ずさん)に作りしものありと見えて往々偽字(ぎじ)を発見する事あり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...しかし他力的な無学な善男善女には敬虔(けいけん)深い者がはなはだ多い...
柳宗悦 「工藝の道」
...無学な者は学僧にはなれないでしょう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...ある程度まで無学な者の気持も認めてやらなければならないとか...
柳田国男 「故郷七十年」
...ピサロと同じく無学な男であったが...
和辻哲郎 「鎖国」
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