...彼は無知無学で、社会常識が全くない...
...試験前に全く勉強しなくて無知無学のまま試験に臨んだ...
...無知無学な私にも分かるほどの簡単な問題だった...
...無知無学だと周りに迷惑をかけることが多い...
...将来を見据えた上で、無知無学なままではいられないと思った...
...以てかの無学なる植木屋の老爺に比すべからず...
石川啄木 「閑天地」
...私は無学な猟師で...
小泉八雲 田部隆次訳 「常識」
...徒刑場における彼は、険悪で、陰鬱(いんうつ)、純潔で、無学で、剽悍(ひょうかん)であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...現今(いま)よりも無学文盲であった社会には...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...無学で、無銭、ということになれば、資本は、ただ若く力の溢れた肉体一つ、そして、労働が生活の方便となるほかはなかった...
火野葦平 「花と龍」
...無識無学の婦女子群居して無智無徳の一主人に仕え...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...政府の筋の無学不注意に由来することゝ知る可し...
福沢諭吉 「新女大学」
...筋骨逞(たくま)しき無学文盲なものになって帰て来い...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...その実この事に限らず徳川文学を全く研究しないといふ結果が偶然爰(ここ)に現はれたのであるから余は何処までもいはゆる擬古的文学者の無学なのを責めたいのである...
正岡子規 「病牀六尺」
...無学へのほんとうの道ではないか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...最も無知無学な医者までも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...無学な多くの工人たちは...
柳宗悦 「工藝の道」
...どうして無学な工人たちに...
柳宗悦 「工藝の道」
...無学な人だけが迷惑するようなことになってしまう...
柳田国男 「故郷七十年」
...つまり無学無知、まるで歴史を知らないということでしょう」城代がなにか云おうとした...
山本周五郎 「半之助祝言」
...中学を末席で出ただけの無学な者で...
夢野久作 「江戸川乱歩氏に対する私の感想」
...それは仕事にかかったが最後、昼夜ブッ通しに、血も涙もない鋼鉄色の瞳をギラギラさせる、無学な、醜怪な老職工だからであった...
夢野久作 「怪夢」
...コンドルは先ず小生と妻とを引き離すべく小生を誘って、J・I・C結社の団員に引き入れましたが、永らく日本を離れておりまして、一種の亜米利加式、無国民性者(コスモポリタン)化しておりし上に、無学で、無智でありました小生は、コンドルの云う通りにこの秘密結社の仕事を、最も男性的な、堂々たるものと信じておりました...
夢野久作 「暗黒公使」
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