...金無垢ならばこそ...
芥川龍之介 「煙管」
...清浄無垢なる可憐な小鶯が伝へる喜びの福音をして...
石川三四郎 「吾等の使命」
...三十人もの無垢な娘たちが...
田中英光 「さようなら」
...初歳の牝牛十二頭無垢なるものを捧げんと...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...余りに純粋無垢なのだろうか...
豊島与志雄 「一つの愛情」
...ネロから純粋無垢な信頼の心を奪い去りました...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...全体が無垢な氷になったので...
中谷宇吉郎 「雪の化石2」
...眠る間に働く人生もまた無垢なるものとなる...
新渡戸稲造 「自警録」
...純粋無垢なぞは、直吉の方でも今はどうでもよくなつてゐる...
林芙美子 「瀑布」
...彼は雛鳥のように無垢なんです」「雛鳥のように?」ポワレが繰り返した...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...清浄無垢な修道女が...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...無垢な目を見て判断した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...無垢な女性を助け...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...清淨無垢なものとして崇拜したのは...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...そこには人類の宝のような優秀な無垢な人々の活動が見出される...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第九巻)」
...玲瓏無垢な幸福をつくるために役立てられるというより...
宮本百合子 「幸福の感覚」
...それ故本分においては無垢なのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...不良性と震災後の推移清浄無垢な少年少女の空前の不浄化は...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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