...彼自身の以前の無分別な行爲が...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...と自分たちの無分別な恋より起ったという事も忘れて...
太宰治 「新釈諸国噺」
...千手丸のような無分別な行動を取ろうとはしなかった...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...せめて酒に茶をまぜたいと念じている(そんな無分別な考を起すなという悪友もある...
種田山頭火 「雑記」
...あなたがたのような無分別な...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...自分の無分別な行為も償うことができるではありませんか」「どうしてそれが罪にならないのか? ばかなことを言え...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...血気にはやった無分別な事柄を聞かされると...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そんな無分別な考えを起すんだろう...
中里介山 「大菩薩峠」
...無分別な幼稚な頭脳の所有者か...
夏目漱石 「それから」
...それはもう少し考えてからの事だ――無分別なことをするな」「お前さん...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「それで二人は?」無分別な若い命の浪費者は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それも殺してしまつた」「無分別なことですね」「女から女へ渡り歩く男や...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そんな無分別なことを果してしたものだろうか...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...まるで無分別な若者か何ぞのやうに...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...無分別な者もいます...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...無分別な学生の出入(でいり)が絶えなかった...
森鴎外 「雁」
...邪悪で無分別な・憐れむべき・人間には...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そういう無分別な者には...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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