...無何有郷裡(むかいうきやうり)の英雄なるべし...
芥川龍之介 「八宝飯」
...無何有郷を彷徨した...
種田山頭火 「行乞記」
...湯壺にぢと(マヽ)してゐる時は無何有郷の遊び人だ...
種田山頭火 「行乞記」
...そのまゝ無何有郷!十月廿一日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...湯と酒とが無何有郷に連れていつてくれた...
種田山頭火 「旅日記」
...吾輩のような碌(ろく)でなしはとうに御暇(おいとま)を頂戴して無何有郷(むかうのきょう)に帰臥(きが)してもいいはずであった...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
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