...ベルナルドオはわが無二の友なり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...僕が無二の友ならねば...
巌谷小波 「こがね丸」
...私の無二の友人だ...
太宰治 「走れメロス」
...無二の友人でもあったと云えよう...
谷崎潤一郎 「細雪」
...八ムクが逸るから、それに逐(お)われてお君も人混みの中へ潜(もぐ)り込んでしまいますと、「おや」お君の驚いたのも道理、この人混みの中で槍を構えている人こそ、わが無二の友、宇治山田の米友でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...お前は岡柳の無二の友人になりすまして...
野村胡堂 「青い眼鏡」
...無二の友達の一人...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...岩井銀之助の近い親類か、無二の友達で、三つ鱗(うろこ)を定紋にしている家を捜してくれ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...岩井銀之助の近い親類か、無二の友達で、三つ鱗(うろこ)を定紋にしてゐる家を搜してくれ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...勇蔵には無二の友...
宮崎湖処子 「空屋」
...無二の友というのではない...
宮本百合子 「斯ういう気持」
...ただ忠実な無二の友をもつ人々にだけしか許されていなかった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...無二の友を手にかけたおれが...
山本周五郎 「失蝶記」
...支那が無二の友邦とたのむイギリス軍に包圍され...
吉川英治 「折々の記」
...――君ひとりが金にとって無二の友だなんてうぬぼれていると...
吉川英治 「三国志」
...無二の友とおもえばこそ...
吉川英治 「新書太閤記」
...無二の友であり心契の人に...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...晩年の無二の友達として迎えていた...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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