例文・使い方一覧でみる「無上に」の意味


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...無上に單一なる「彼」を...   無上に單一なる「彼」をの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...小説に御精根傾けあらるる事尊敬慶賀無上に御座候...   小説に御精根傾けあらるる事尊敬慶賀無上に御座候の読み方
宇野浩二 「茂吉の一面」

...無上に思われて来た時であったから...   無上に思われて来た時であったからの読み方
鷹野つぎ 「窓」

...雑草灌木の矢鱈無上に繁茂した湿っぽい地面につゝまれて...   雑草灌木の矢鱈無上に繁茂した湿っぽい地面につゝまれての読み方
谷崎潤一郎 「金色の死」

...無上に待ち遠になりました...   無上に待ち遠になりましたの読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...私を無上に喜ばせる...   私を無上に喜ばせるの読み方
外村繁 「澪標」

...仏様のお蔭で先の子が生れかへつてきたと思ひこんで無上に私を大事にしたのださうである...   仏様のお蔭で先の子が生れかへつてきたと思ひこんで無上に私を大事にしたのださうであるの読み方
中勘助 「銀の匙」

...國民の義務は祖國の萬事を絶對無上に讃美する事ばかりならば...   國民の義務は祖國の萬事を絶對無上に讃美する事ばかりならばの読み方
永井荷風 「新歸朝者日記」

...それは崇高というよりもむしろ無上に美しいものであった...   それは崇高というよりもむしろ無上に美しいものであったの読み方
中谷宇吉郎 「壁画摸写」

...絶対的に無上に崇拝して...   絶対的に無上に崇拝しての読み方
蜷川新 「天皇」

...桜花をのみ無上にありがたがりて...   桜花をのみ無上にありがたがりての読み方
正岡子規 「人々に答ふ」

...それでもなほたつた一人の無聊(ぶれう)さに――ある時はそれが無上にやすらかで嬉しかつたけれど――歩きなれた廊下をぶらりぶらりとあてもなく私は病室を出かけて行く...   それでもなほたつた一人の無聊さに――ある時はそれが無上にやすらかで嬉しかつたけれど――歩きなれた廊下をぶらりぶらりとあてもなく私は病室を出かけて行くの読み方
水野仙子 「嘘をつく日」

...無上に気に入らなくなつて...   無上に気に入らなくなつての読み方
水野仙子 「脱殼」

...琴を学んで無上に上達し諸村を徘徊して乞食す...   琴を学んで無上に上達し諸村を徘徊して乞食すの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...殊に自分は燈火すくなき場末の小路の探偵小説を連想せしめる様な怪しき暗を潜る事が無上に好きである...   殊に自分は燈火すくなき場末の小路の探偵小説を連想せしめる様な怪しき暗を潜る事が無上に好きであるの読み方
村山槐多 「殺人行者」

...無上に美しいものは...   無上に美しいものはの読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...その人間に無上に楽しいにちがいない...   その人間に無上に楽しいにちがいないの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...やはり寝ることが無上に楽しかった...   やはり寝ることが無上に楽しかったの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

「無上に」の書き方・書き順

いろんなフォントで「無上に」


ランダム例文:
   裏表の関係   将監  

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