...無一文で一人暮らしするのは大変だ...
...彼は無一文で生きることを覚えた...
...結婚する前は無一文だったが、今では裕福に暮らしている...
...昔は無一文だったが、今では大富豪になったという話を聞いた...
...高卒で無一文の彼が起業し、成功を収めた...
...無一文で知るべもない私は...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...併し懐中無一文の武者修業...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...……君には言はなかつたが此四五日なんか全く無一文だからやり切れ無いだらう...
高濱虚子 「俳諧師」
...金十四銭今日の買物一金三銭 切手一枚一金四銭 なでしこ小袋一金三銭五厘 醤油一合一金五銭五厘 焼酎五勺〆金十六銭これで嚢中は文字通り無一文!・けふの御仏飯のひかりをいたゞく・何やらきて冬夜の音をさせてゐる一茶の次の二句はおもしろいと思ふ...
種田山頭火 「其中日記」
...文字通り無一文...
種田山頭火 「其中日記」
...ほんにまつたく無一文となつた! めづらしいことではないが...
種田山頭火 「其中日記」
...そしてまた一杯! 嚢中無一文!W老人から...
種田山頭火 「其中日記」
...無一文はちとさびしい...
種田山頭火 「其中日記」
...無一文のはかなさ...
種田山頭火 「旅日記」
...無一文になると、思い切って本屋回りを始めた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...皆無一文になるわけだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...まったく家内が病気なのに無一文なのでございます...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...無一文になってしもうて...
火野葦平 「花と龍」
...団員のほとんどが無一文になってしまった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...哀れ無一文になったそうですよ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...梶原君は懷中殆んど無一文だつたなさけない事實を思ひ出した...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...今は無一文だ...
山本周五郎 「青べか日記」
...無一文なのを承知して...
吉川英治 「江戸三国志」
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