...無一文で一人暮らしするのは大変だ...
...彼は無一文で生きることを覚えた...
...結婚する前は無一文だったが、今では裕福に暮らしている...
...昔は無一文だったが、今では大富豪になったという話を聞いた...
...高卒で無一文の彼が起業し、成功を収めた...
...所がお酒と女とで間もなく無一文とおなりになって...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「蛇性の執念」
...もとの無一文になる筈である...
太宰治 「東京八景」
...彼女はいまの廻転(タアニング)に負けて無一文になったのだ...
谷譲次 「踊る地平線」
...今日此頃の私は無一文だから漬物でお茶漬さら/\掻きこんでゐる)...
種田山頭火 「行乞記」
...私の無一文を気の毒がつて...
種田山頭火 「其中日記」
...また無一文、銭がほしいな...
種田山頭火 「其中日記」
...また無一文になつてしまつた...
種田山頭火 「其中日記」
...そしてまた一杯! 嚢中無一文!W老人から...
種田山頭火 「其中日記」
...無一文のはかなさ...
種田山頭火 「旅日記」
...服装(なり)ばかりは立派だが懐中は無一文で...
豊島与志雄 「土地」
...無一文の時には、友人の誰かが何とかしてくれた...
豊島与志雄 「反抗」
...此の家を売るとなれば、両親にも妻にもそれぞれ金を与へて、自分は無一文で、ゆき子と一緒になるべきではないかとも空想したが、その空想は少しも慰さめにはならなかつた...
林芙美子 「浮雲」
...あのとき僕は病気だと云はれたら無一文の僕は自殺するよりほかに方法はなかつたのだが……...
原民喜 「鎮魂歌」
...あいつに財産返還の請求をされたらわれわれはその翌日から無一文にならなければならない...
久生十蘭 「ハムレット」
...凡(およ)そ大阪にて無一文の時二...
福田英子 「妾の半生涯」
...キニーネ王、億万長者転じて、無一文...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...梶原君は懷中殆んど無一文だつたなさけない事實を思ひ出した...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...無一文になったのである...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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