...無一文で一人暮らしするのは大変だ...
...彼は無一文で生きることを覚えた...
...結婚する前は無一文だったが、今では裕福に暮らしている...
...昔は無一文だったが、今では大富豪になったという話を聞いた...
...高卒で無一文の彼が起業し、成功を収めた...
...併し懐中無一文の武者修業...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...7.この老人は再び無一文となつた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...私はほとんど無一文といっていい状態であった...
太宰治 「帰去来」
...私は無一文で婚礼の式を挙げたのである...
太宰治 「東京八景」
...さて八方塞がりの無一文なので...
種田山頭火 「其中日記」
...お互に無一文だからしばらく無駄話をして...
種田山頭火 「其中日記」
...また無一文になつてしまつた...
種田山頭火 「其中日記」
...まつたく無一文になつた...
種田山頭火 「其中日記」
...無一文になった彼女を少しも気の毒とも思わないでそのまま見棄てて行ってしまった無情な無頼漢である...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...僕は懐中無一文の気で考えていた...
豊島与志雄 「不肖の兄」
...この無一文の男も百万長者になったかも知れない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...私の頭の中はもはや無一文だ...
中原中也 「散歩生活」
...無一文、無財産ではあつたけれども根が樂天家で、朴(ほほ)を抱き眞を含めりで、どのやうな環境にもびくともしない心根は、長い間の大陸放浪から來てゐる無欲てんたんにあるのに違ひない...
林芙美子 「崩浪亭主人」
...叔父は無一文のままだろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...一人ぼっちで、友達もなく、無一文で、人口四百万のロンドンで、まさしく惨めのどん底だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...イタリアのコルシカ海岸に無一文で置き去りにされたくないだろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...今は無一文だ...
山本周五郎 「青べか日記」
...祝儀はやりたいが無一文だ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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