...この二つを無くすることが出来ないものかな...
海野十三 「今昔ばなし抱合兵団」
...或は學者の力に依て鑛毒を無くするとか...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...拾ったと思ったら無くする...
寺田寅彦 「柿の種」
...そうして後難を無くするという事は新しい飛行機の数を増すと同様にきわめて必要なことであろうと思われる...
寺田寅彦 「災難雑考」
...この損失は全然無くすることは困難であるとしても半分なり三分の一なりに減少することは決して不可能ではないのである...
寺田寅彦 「函館の大火について」
...船も私の心をなるたけ動かすまいとするように音も無くすべった...
徳永保之助 「洪水のように」
...この大いなる我をふたたび無くすのが無我の本道だ...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...つまり我を無くすのじゃなくて最初から我を無視した...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...どうしても戦争を無くするということである...
仁科芳雄 「原子力の管理」
...「私の『身分』を無くすると...
久生十蘭 「ノア」
...言う機会を無くするものですから」そういうと...
久生十蘭 「ノア」
...忠誠心を無くすほどの不平・不満に...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...吝(お)しげも無くすてて了って...
本庄陸男 「石狩川」
...幸い若い時分から身体に何の故障も無くすこぶる健康に恵まれているので...
牧野富太郎 「植物記」
...斯ういう工合にしたら窮屈で無くすむであろうと思うた事がある...
正岡子規 「死後」
...規律を無くするものだとは思っていませんよ...
森本薫 「華々しき一族」
...世のすべての知性の努力は換算率を無くすることに使用されているのだが...
横光利一 「欧洲紀行」
...海で命を無くすといふことが...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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