...醸造業者の利益を完全に無くするのではないにしても...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...拾ったと思ったら無くする...
寺田寅彦 「柿の種」
...そうして後難を無くするという事は新しい飛行機の数を増すと同様にきわめて必要なことであろうと思われる...
寺田寅彦 「災難雑考」
...そうして辻褄(つじつま)の合わなくなることを完全に無くするにはほとんど超人的な智恵の持主であることが必要と思われるからである...
寺田寅彦 「雑記帳より(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...この損失は全然無くすることは困難であるとしても半分なり三分の一なりに減少することは決して不可能ではないのである...
寺田寅彦 「函館の大火について」
...物の遠近を無くする空虚が拡がっていた...
豊島与志雄 「囚われ」
...無我というのは我を無くすことだ...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...この大いなる我をふたたび無くすのが無我の本道だ...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...どうしても戦争を無くするということである...
仁科芳雄 「原子力の管理」
...戦争を無くすることはできないまでも...
仁科芳雄 「原子力の管理」
...吝(お)しげも無くすてて了って...
本庄陸男 「石狩川」
...幸い若い時分から身体に何の故障も無くすこぶる健康に恵まれているので...
牧野富太郎 「植物記」
...無くするかと思ったこの人を取り返した...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...それは保本もずいぶん見て来たことだろう」この世から背徳や罪悪を無くすることはできないかもしれない...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...川柳に……三人で三分無くする知恵を出し……というのがあるが...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...世のすべての知性の努力は換算率を無くすることに使用されているのだが...
横光利一 「欧洲紀行」
...理詰で無くすることも出来ない...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...大抵みな萎(しな)びてしまふんだ!精神を無くするんだ!おれは近頃(ちかごろ)欧羅巴(ヨウロツパ)の往復に...
與謝野寛 「南洋館」
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