...直覚的烱眼を有したりき...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...待つこと一分ならざるに眼光烱々(けいけい)たる老人あり...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...君ほど烱眼じゃないなんぞとは...
芥川龍之介 「路上」
...嗚呼劫火烱然として一たび輝けば...
高山樗牛 「人生終に奈何」
...その目は烱々(けいけい)と輝き...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...批評家に欠くことの出来ない警抜さと烱眼とを持たなかった...
戸坂潤 「読書法」
...恁(か)うして漁師(れふし)は烱眼(けいがん)を以(もつ)て獲物(えもの)を過(あやま)たぬ道(みち)を波(なみ)の間(あひだ)に窮(きは)めて居(ゐ)るのである...
長塚節 「土」
...私達の上にその烱々たる眼光を...
堀辰雄 「二三の追憶」
...烱然(けいぜん)たる一星の火...
森鴎外 「舞姫」
...而も彼の烱眼(けいがん)は早くより平八郎の豪傑なるを看取せり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...おそるべき烱眼(けいがん)の持主であると...
吉川英治 「上杉謙信」
...孫策の烱眼(けいがん)と...
吉川英治 「三国志」
...立ちどころに彼が百船も呑み去るであろう」烱々(けいけい)たる眸は天の一角を射ていた...
吉川英治 「三国志」
...その烱眼(けいがん)で見こしていた上の承諾であることはいうまでもない...
吉川英治 「新書太閤記」
...あなたの烱眼(けいがん)をもって...
吉川英治 「新書太閤記」
...烱眼(けいがん)な家康が...
吉川英治 「新書太閤記」
...あの御烱眼(ごけいがん)ならば――)と...
吉川英治 「親鸞」
...公卿堂上中(くげどうじょうちゅう)のさる方々とも」「何のために?」「ご烱眼(けいがん)も届きませぬか...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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