...直覚的烱眼を有したりき...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...その後陳烱明の謀叛のために広東を落ちて...
大杉栄 「日本脱出記」
...烱々(けいけい)として強く凄(すさま)じく...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...あるいは仏国革命の張本人ともいうべき烱眼(けいがん)なるヴォルテールのごとき...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...漸(ようや)く烱眼(けいがん)卓識なる士人の間に流布(るふ)し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...然(しか)れども彼は一方においては事物の真相を察する烱眼(けいがん)あるに係(かかわ)らず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼がマルクス主義=唯物史観に接近したのは単に一人の烱眼な歴史哲学者の同情心からに過ぎなかった...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...批評家に欠くことの出来ない警抜さと烱眼とを持たなかった...
戸坂潤 「読書法」
...二 スコーフレール親方の烱眼(けいがん)町はずれに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...わたくしは幼時スピンネルの家で見たことのある書生の一人が眼光烱々として人を射るやうな...
永井荷風 「冬の夜がたり」
...その烱々(けいけい)として大きくかがやく眼は怖ろしいが...
新渡戸稲造 「自警録」
...烱眼(けいがん)よく人世必要の機微をとらえ...
長谷川時雨 「大橋須磨子」
...これほど機敏で洞察力に恵まれた烱眼の持主は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...烱眼(けいがん)な曹操はすぐ...
吉川英治 「三国志」
...立ちどころに彼が百船も呑み去るであろう」烱々(けいけい)たる眸は天の一角を射ていた...
吉川英治 「三国志」
...「孔明の烱眼(けいがん)には...
吉川英治 「三国志」
...烱眼(けいがん)な藤孝は...
吉川英治 「新書太閤記」
...烱眼(けいがん)な家康が...
吉川英治 「新書太閤記」
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