例文・使い方一覧でみる「烙」の意味


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...しかしまたその御目出度さがあらゆる強者に特有な印(やきいん)である事も事実であった...   しかしまたその御目出度さがあらゆる強者に特有な烙印である事も事実であったの読み方
芥川龍之介 「素戔嗚尊」

...一方では妙子さんの頬に怪指紋の印(らくいん)を捺し...   一方では妙子さんの頬に怪指紋の烙印を捺しの読み方
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」

...前垂れのはしで胡麻を煎(い)つた炮(ほうろく)を取り下して...   前垂れのはしで胡麻を煎つた炮烙を取り下しての読み方
鈴木三重吉 「桑の実」

...昨夜慌てゝ炮(ほうらく)を買ひに行つたのはいゝが...   昨夜慌てゝ炮烙を買ひに行つたのはいゝがの読み方
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」

...邪教徒の極悪人として火(ひあぶ)りにしてしまうのだ...   邪教徒の極悪人として火烙りにしてしまうのだの読み方
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」

......   の読み方
中山啓 「先駆者」

...その頃流行(はや)った瓦町(かわらまち)の焙地蔵(ほうろくじぞう)様の門前...   その頃流行った瓦町の焙烙地蔵様の門前の読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...焙地蔵のお百度石の下に...   焙烙地蔵のお百度石の下にの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...『額の印(らくいん)』を信ずるのはもう時代遅れだ...   『額の烙印』を信ずるのはもう時代遅れだの読み方
原口統三 「二十歳のエチュード」

...白胡麻ならば炮(ほうろく)で炒(い)って擂鉢で摺ってその中へ今取っておいた油揚の白味を入れてまた摺ります...   白胡麻ならば炮烙で炒って擂鉢で摺ってその中へ今取っておいた油揚の白味を入れてまた摺りますの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...逃亡の企てをしたものには印(やきいん)をする...   逃亡の企てをしたものには烙印をするの読み方
森鴎外 「山椒大夫」

...印(らくいん)を押したものである...   烙印を押したものであるの読み方
森鴎外 「壽阿彌の手紙」

...額に印をせられる...   額に烙印をせられるの読み方
森鴎外 「歴史其儘と歴史離れ」

...美しい器という印(らくいん)が押されているなら...   美しい器という烙印が押されているならの読み方
柳宗悦 「民藝とは何か」

...(や)きつけられていたからだ...   烙きつけられていたからだの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...処女(おとめ)のほこりに消えようもない印(やきいん)を与えられた傷手(いたで)と――それに伴(ともの)うて起るさまざまな精神的また生理上の動揺というものは...   処女のほこりに消えようもない烙印を与えられた傷手と――それに伴うて起るさまざまな精神的また生理上の動揺というものはの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...父親を「気違いじみた癇癪持ち」として心に(や)きつけていた...   父親を「気違いじみた癇癪持ち」として心に烙きつけていたの読み方
和辻哲郎 「漱石の人物」

...少なくとも自分の子供の内に憎悪をきつける父親ではなかったろうと思われる...   少なくとも自分の子供の内に憎悪を烙きつける父親ではなかったろうと思われるの読み方
和辻哲郎 「漱石の人物」

「烙」の読みかた

「烙」の書き方・書き順

いろんなフォントで「烙」

「烙」の英語の意味


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