「烈」の意味
激しい、はげしい
「烈」の例文(場面別)
- 日常会話今日は烈しい雨が降っているので、傘を持って行った方がいいよ。
- スポーツ両チームの烈しい攻防が続き、試合は大接戦となった。
- ニュース台風の影響で烈しい風が吹き、各地で被害が報告されている。
- 文学彼の心には烈しい怒りが渦巻いていた。
小説での「烈」の使い方
...自覺の内容が渾沌と薄弱とを極めてゐるならば――極めて薄弱なる内容にも極めて強烈なる自信が附隨し得ることを忘れてはならぬ――何の彼等を珍重する迄もなく...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...井田の眉は烈しくひそんで同時に眸が異風に輝いた...
有島武郎 「半日」
...私は其時程烈しく...
石川啄木 「弓町より」
...間もなく烈しい雷鳴になつてしまふ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...嗚呼熾烈(しれつ)なる光明(くわうみやう)の...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...この壮烈な賭博感にのみ...
谷譲次 「踊る地平線」
...烈(はげ)しい寒風のなかでも小休みもなく巻煙草(まきたばこ)を喫(す)うのが癖で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...彼らが水戸烈公に処したる措置を以て...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...或る時は熱烈に燃えたつが...
豊島与志雄 「秦の出発」
...かかる猛烈な正当防衛を試むることの理非は...
中里介山 「大菩薩峠」
...てっきり劇烈な皮膚病に罹(かか)ったんだと思った...
夏目漱石 「坑夫」
...人のいかなる愛着もてかくも機關車の火力されたる烈しき熱情をなだめ得んや...
萩原朔太郎 「氷島」
...自分には望むことのできない「愛児」というものへの強烈な嫉妬だったのである...
山本周五郎 「菊屋敷」
...どうして現下の烈しい時勢の潮流と...
吉川英治 「折々の記」
...図にのった張飛ごときものの才策をうかと用いて」玄徳は臍(ほぞ)を噛んだ――痛烈にいま悔いを眉ににじませている――が彼はすぐその非を知った...
吉川英治 「三国志」
...烈火のごとく怒って自ら舳に行こうとすると...
吉川英治 「三国志」
...臣はいささかその苛烈(かれつ)な追求に対して...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼に空海の才腕と日蓮の熱烈なきはかれの霊的価値を無に近からしむ...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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