...門人と為ることを得たり...
芥川龍之介 「僻見」
...其の女コデと為ることを御請すれば...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...実質的に神の子と為る事である...
内村鑑三 「聖書の読方」
...吾は汝の妻に為る可き女に非ず...
高木敏雄 「比較神話学」
...亀化して、女と為る...
高木敏雄 「比較神話学」
...放蕩(はうたう)で後悔を為るどころか一層大胆に悪事を行つて...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...何う為る事も出来ぬので...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...一旦降りて人の臣属弟子と為る...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...尋で進歩党と合同して憲政党と為るや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...変だなんて言いがかりを為るのが余り拗(くど)いので...
羽志主水 「越後獅子」
...無理に強うれば虚偽と為る...
福沢諭吉 「女大学評論」
...定めて「法服を為るの弊一に此に至るか」と言うて笑われたことであろう...
穂積陳重 「法窓夜話」
...梧桐(ごどう)一葉(いちよう)落(おつ)の意を詠じなば和歌にても秋季と為るべし...
正岡子規 「俳諧大要」
...他に季とすべき者なければやはり冬季と為るなり...
正岡子規 「俳諧大要」
...ついに太虚に入りて晴天と為る」...
南方熊楠 「十二支考」
...竜変じて人と為る...
南方熊楠 「十二支考」
...久しくしてすなわちまた化して燕と為る〉)...
南方熊楠 「十二支考」
...さうして同志と為る弟子たちが少ない...
柳田國男 「ひじりの家」
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