...会場を点綴する装飾をしましょう...
...景色を点綴する雲が美しかった...
...服装を点綴するアクセサリーが必要だ...
...デザートにはフルーツを点綴してください...
...文章を点綴するために、彼は語彙を増やした...
...それを点綴(てんてい)して季の句が過半数を占めておる...
高浜虚子 「俳句への道」
...人家と高層建築物の点綴...
谷譲次 「踊る地平線」
...その間に古風な農家や赤い屋根の洋館が点綴(てんてつ)していると云った風な所で...
谷崎潤一郎 「細雪」
...門司風景を点綴するには朝鮮服の朝鮮人の悠然たる姿を添へなければならない...
種田山頭火 「行乞記」
...ほんの処々に何かの黄葉を点綴してゐるだけである...
寺田寅彦 「雨の上高地」
...鴎が前景に点綴されていた...
豊島与志雄 「自由人」
...瓦礫や鉄材や雑草の茂みなどに点綴されながら...
豊島与志雄 「土地に還る」
...煉瓦の壁程急な山腹に蝙蝠(こうもり)の様に吸い付いた人間を二三カ所点綴(てんてつ)した挿画(さしえ)があった...
夏目漱石 「それから」
...そうしてその裏側へ暗(あん)に自分の長所を点綴(てんてつ)して喜んだ...
夏目漱石 「明暗」
...或いは赤松・糸杉などの樹林が点綴し...
野上豊一郎 「エトナ」
...事件の中へ泥棒を点綴(てんてつ)したのは...
平林初之輔 「当選作所感」
...沿岸を点綴(てんてつ)する村々から出た漁船の群れ...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...丘をはさんで点綴するくさぶき屋の低い軒端から...
宮本百合子 「蚊遣り」
...点綴翠竹碧松之梢...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榛等の外に種種の雑木が恰も新緑の季節に滴るやうな明媚の色を点綴してゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...疎松参差点綴其間...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...豪壮な建築物の壁や屋根の森のあいだに点綴(てんてつ)され...
吉川英治 「新書太閤記」
...役場の白い壁などが点綴(てんてい)している...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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