...花瓶を並列すること(五)酒および食物(パン)を毎朝供養すること(乙)礼拝の儀式(六)僧侶は袈裟・法衣(五条・七条の類)同様のものを着すること(七)信徒は珠数を用うること(八)合掌跪座すること(九)香を焼くこと(十)常夜灯を点ずること(十一)読経...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...何を思ったか洋寸(マッチ)を出して火を点ずるとパッと火が付いた...
江見水蔭 「月世界跋渉記」
...白熱ガス燈でも点ずる時は...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...両眼春昏(くら)くして薬を点ずること頻(しき)りなり」「須(すべから)く酒を傾けて膓(はらわた)に入るべし...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...そういうできそこねた灸穴(きゅうけつ)へ火を点ずる時の感覚もちょっと別種のものであった...
寺田寅彦 「自由画稿」
...十六燭の電灯二百個を点ずる外に...
寺田寅彦 「話の種」
...文字を学ぶは火を点ずることである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いわゆる睛を点ずるということはかかる瞬間をもったしるしであり...
中井正一 「美学入門」
...女の点ずる瓦斯の灯(ひ)に...
永井荷風 「夜あるき」
...白雪の間に暗色を点ずる山皺の...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...爆薬は口火を点ずる先に...
野村胡堂 「青い眼鏡」
...一脈の赤い焔を点ずるものでした...
野村胡堂 「悪人の娘」
...口火を点ずるばかりに用意した大筒の尾栓に括り上げました...
野村胡堂 「江戸の火術」
...口火を点ずるような大事件がもちあがっても...
野村胡堂 「音波の殺人」
...もう一度恋の火を点ずるのだよ...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...行燈に灯を点ずる)入口を手荒く開けて...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...日が暮れて暖炉に火を点ずるや否や...
穂積陳重 「法窓夜話」
...あたり一帯のむざんな光景に睛(ひとみ)を点ずるものなのだが...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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