...またこれあるが故に我々の将棋が簡単なものと思わせる点は...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...こういう点で同様な人はずいぶん多いらしい...
寺田寅彦 「春六題」
...その重な点である...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...処で今は海のものとも山のものとも判らないから之が本当に進歩的なのか反動的なのかはまだ判らない、マルクス主義へ同伴又は寄与するのか、それともファシズムへ走るのかはまだ判らないと云うかも知れないが、併し大事なことは行動主義が今のままの一般的抽象にいつまでも止まる限り、或いは今のままの一般的抽象性をそのまま発展させる限り、行動主義は無条件に反動的であり又は反動的になる、という点である...
戸坂潤 「思想としての文学」
...之は私にとっては興味と同情とに値いする点である...
戸坂潤 「読書法」
...あらかじめ時間を見はからって点火をする事がかんじんである...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...洋灯(ランプ)は例のごとく点(とも)っている...
夏目漱石 「永日小品」
...ただいっしょに零落れてくれると云う点だけがありがたいのでそれがため大いに愉快を感じた...
夏目漱石 「坑夫」
...これらの点を明らかに知覚できる...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...殊にどんな細かいことにまで最新の流行を追う点では...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...それらの一つ一つ点検してゐたが...
北條民雄 「青い焔」
...そのうちこの欠点を確実に除けると言ったのだが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...この点は、それがその支持に必要な基金を侵害し、農業に対する奨励ではなくなり阻害に転ずるという点に、存在するのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...集注し指導し更に一層合目的たらしめる可能を理解するプロレタリアの観点から正しい批判をもって描き得たであろう...
宮本百合子 「一連の非プロレタリア的作品」
...私は起きて蛍光灯の一般照明灯を点け...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...様々の点においてその力量と徳性とを示したのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それはよく合点でござります」「それでのうても...
吉川英治 「新書太閤記」
...南軍秀吉の麾下(きか)がみな目をつけた重要な地点を...
吉川英治 「新書太閤記」
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