...戸浪三四郎が「一宮かおるの屍体に異常はないか」と聞いたのは炯眼(けいがん)だった...
海野十三 「省線電車の射撃手」
...謬説世を誤り訛伝(かでん)真を蔽ひ炯眼の士なほかつ之が弁別に苦(くるし)む...
津田左右吉 「史論の流行」
...もとより炯眼(けいがん)な読者はすでに...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...要するに其の人に絶せる炯眼を具して...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...炯眼(けいがん)とは...
中里介山 「大菩薩峠」
...さすがに青嵐居士の炯眼です...
中里介山 「大菩薩峠」
...とてもそうした威(おど)しでは駄目だと炯眼(けいがん)な女将は見てとった...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...お師は炯眼(けいがん)だった」加賀田の隠者時親が...
吉川英治 「私本太平記」
...そして炯眼(けいがん)な佐々木道誉のことだ」「だいじょうぶ...
吉川英治 「私本太平記」
...いかに道誉が炯眼であろうと...
吉川英治 「私本太平記」
...いや御炯眼(ごけいがん)です...
吉川英治 「私本太平記」
...同じ炯眼(けいがん)の士があって...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...炯眼(けいがん)なる一八郎も...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「御炯眼(けいがん)のほど恐れいった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...没収して参りました」「炯眼(けいがん)だな...
吉川英治 「松のや露八」
...ありがちな行いです」「ご炯眼(けいがん)のほど驚き入りました...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...さすが炯眼(けいがん)な羅門も...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...その意志を捉えることに全力を傾注したフロイスの炯眼は...
和辻哲郎 「鎖国」
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