...本堂前の金網戸に眼光炯々(けいけい)...
井上円了 「おばけの正体」
...私はその炯眼(けいがん)にも舌を捲いたが...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...炯眼(けいがん)な北原は早くも...
中里介山 「大菩薩峠」
...眼光が炯々(けいけい)としていて……そのくれえだから面魂もどこか違ったところがなけりゃならねえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...さすがに青嵐居士の炯眼です...
中里介山 「大菩薩峠」
...肩(かた)を怒(いか)らせ炯々(けいけい)と眼を光らせた子路の姿が遠くから見え出すと...
中島敦 「弟子」
...炯々(けいけい)たる眼差し...
野村胡堂 「礫心中」
...深夜烈風中竜の炯眼(ひかるめ)を見たとは...
南方熊楠 「十二支考」
...炯然(けいぜん)たる一星の火...
森鴎外 「舞姫」
...炯々(けいけい)とした釘勘の眼...
吉川英治 「江戸三国志」
...浪人は炯々(けいけい)たる眼光を放って...
吉川英治 「剣難女難」
...さすがは炯眼(けいがん)...
吉川英治 「三国志」
...いかに道誉が炯眼であろうと...
吉川英治 「私本太平記」
...みかどはすごく炯眼(けいがん)だ...
吉川英治 「私本太平記」
...炯(けい)として...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...あの炯々(けいけい)と射るような眼をジッと注(そそ)いだ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...没収して参りました」「炯眼(けいがん)だな...
吉川英治 「松のや露八」
...いくら炯眼(けいがん)な父でも...
吉川英治 「源頼朝」
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