...それとも天竺(てんじく)にあると云う火鼠(ひねずみ)の裘(けごろも)だかわかりません...
芥川龍之介 「邪宗門」
...あなたの欲しいものは何ですか?火鼠(ひねずみ)の裘(かわごろも)ですか...
芥川龍之介 「二人小町」
...シュルシュルシュルと火鼠のような光が空へ走る...
吉川英治 「三国志」
...阿倍(あべ)の右大臣(うだいじん)には唐土(もろこし)にある火鼠(ひねずみ)の皮衣(かはごろも)...
和田萬吉 「竹取物語」
...その年(とし)に日本(につぽん)に來(き)た唐船(とうせん)に誂(あつら)へて火鼠(ひねずみ)の皮衣(かはごろも)といふ物(もの)を買(か)つて來(く)るように頼(たの)みました...
和田萬吉 「竹取物語」
...火鼠の皮やをかりて来たことは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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