例文・使い方一覧でみる「火浣布」の意味

...しかし源内がそのほかに最も得意としていたのは火浣布（かかんぷ）というのとエレキテルと云（い）う器械との二つでした... しかし源内がそのほかに最も得意としていたのは火浣布というのとエレキテルと云う器械との二つでしたの読み方
石原純「平賀源内」

...火浣布（かかんぷ）と名づけたのでした... 火浣布と名づけたのでしたの読み方
石原純「平賀源内」

...火浣布（かかんぷ）... 火浣布の読み方
石原純「平賀源内」

...火浣布考（くわくわんふかう）を著（あらは）し... 火浣布考を著しの読み方
京山人百樹刪定「北越雪譜」

...しかるに我国甞（かつて）火浣布（くわくわんふ）を作（つく）るの石（いし）を産（さん）す... しかるに我国甞火浣布を作るの石を産すの読み方
京山人百樹刪定「北越雪譜」

...其秘術を得（え）ば小女子も火浣布を織るべし... 其秘術を得ば小女子も火浣布を織るべしの読み方
京山人百樹刪定「北越雪譜」

...竟（つひ）に自（みづから）その術を得て火浣布を織いだせり... 竟に自その術を得て火浣布を織いだせりの読み方
京山人百樹刪定「北越雪譜」

...又其頃我が近村（きんそん）大沢村の医師黒田玄鶴（げんくわく）も同じく火浣布を織る術を得（え）たり... 又其頃我が近村大沢村の医師黒田玄鶴も同じく火浣布を織る術を得たりの読み方
京山人百樹刪定「北越雪譜」

...おなじ時おなじ村つゞきにておなじ火浣布の奇工（きこう）を得（え）たるも一奇事なり... おなじ時おなじ村つゞきにておなじ火浣布の奇工を得たるも一奇事なりの読み方
京山人百樹刪定「北越雪譜」

...平賀源内は織こと五六尺に過（すぎ）ずと火浣布考（くわくわんふかう）にいへり... 平賀源内は織こと五六尺に過ずと火浣布考にいへりの読み方
京山人百樹刪定「北越雪譜」

...玄鶴は火浣布の外に火浣紙（くはくわんし）火浣墨（くはくわんぼく）の二種（しゆ）を造（つく）れり... 玄鶴は火浣布の外に火浣紙火浣墨の二種を造れりの読み方
京山人百樹刪定「北越雪譜」

...火浣布も火浣紙も火災（くわさい）の供（そなへ）には憑（たのみ）がたし... 火浣布も火浣紙も火災の供には憑がたしの読み方
京山人百樹刪定「北越雪譜」

...此両人も術をつたへずして没（ぼつ）したれば火浣布ふたゝび世に絶（たえ）たり... 此両人も術をつたへずして没したれば火浣布ふたゝび世に絶たりの読み方
京山人百樹刪定「北越雪譜」

...この両人は越後の辟境（へききやう）に火浣布をおりしゆゑ其名低（ひく）し... この両人は越後の辟境に火浣布をおりしゆゑ其名低しの読み方
京山人百樹刪定「北越雪譜」

...薬草の採集に火浣布（かかんぷ）の製造... 薬草の採集に火浣布の製造の読み方
久生十蘭「平賀源内捕物帳」

...早く一つエレキテルや火浣布（かかんぷ）でも仕上げて... 早く一つエレキテルや火浣布でも仕上げての読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...会主鳩渓の出品になる珍しい火浣布（かかんぷ）とか... 会主鳩渓の出品になる珍しい火浣布とかの読み方
吉川英治「牢獄の花嫁」

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