...火桶(ひおけ)に手を懸け...
泉鏡花 「歌行燈」
...(明治四十一年十月一日『東京朝日新聞』)八火桶...
寺田寅彦 「歳時記新註」
...梅の香(か)は細々(さいさい)として両人(ふたり)が火桶(ひおけ)を擁して相対(あいむか)えるあたりをめぐる...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...勿論(もちろん)俳味を専(もっぱら)とする処から大きな屏風(びょうぶ)や大名道具には札(ふだ)を入れなかったが金燈籠(きんどうろう)、膳椀(ぜんわん)、火桶(ひおけ)、手洗鉢(ちょうずばち)、敷瓦(しきがわら)、更紗(さらさ)、広東縞(かんとんじま)の古片(こぎれ)なぞ凡(すべ)て妾宅の器具装飾になりそうなものは価を問わずどしどし引取った...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...桐の火桶の火もさびしからぬほどに生かされているのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...火桶の側に二人をさし招いて話し出しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...秋の夜の薄冷えを火桶に凌(しの)ぎ乍ら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「おお、坐りてえか? 坐んなせえ、大丈夫かな」浪路を、畳に下ろして、のぞき込んで、「さあ出かけよう――歩けねえなら、おれがしょって行ってやる――どこへ行きてえのか? ここにいちゃあ、ためにならねえ――」「あの方のところへ――雪どののところへ――山ノ宿――」と、かすかに浪路が、いったがまだ、気が乱れていると見えて、フラフラと立ち上って、「あれ、放しゃ! 汚らわしい!」「仕方がねえな――」と、法印、困(こう)じ果ててつぶやいて、「兎(と)に角(かく)、その山ノ宿へ送ってやろう」暗刃一ここは、浅草山ノ宿、雪之丞が宿の一間、冬の夜を、火桶をかこんで、美しい女がたと、ひそひそと物語っているのは、堅気一方、職人にしても、じみすぎる位の扮装(なり)をした象牙彫師(ぞうげほりし)の闇太郎――「どッち道、いよいよ、枝葉の方は、おのずと枯れて来たわけだね」と、闇太郎が、いっている...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...その部屋には火桶(ひおけ)がなかった...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...登は火桶(ひおけ)を押しやった...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...お机もお文筥(ふばこ)もお火桶(ひおけ)も...
山本周五郎 「日本婦道記」
...しずかに火桶(ひおけ)の側を立った...
山本周五郎 「初蕾」
...火桶(ひおけ)をずらせて...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...炭火のたっぷり熾(おこ)った火桶...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...おまえのことは雁屋(かりや)に頼んでやる」「涌谷さまにどんな御思案があったとお思いですか」「わからない」甲斐は片手を伸ばして空の火桶を撫(な)で...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...火桶に顔をかざしながら...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...火桶(ひおけ)へ火を入れたり...
吉川英治 「新書太閤記」
...火桶を代えに来た...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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酒器 すり潰す なかなかお目にかかれない
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