...まつ赤な一本の火柱が...
芥川龍之介 「杜子春」
...地気が上って火柱のごとく見ゆるのであろうと信じている...
井上円了 「おばけの正体」
...某町にて火柱立つとの評判が起こり...
井上円了 「おばけの正体」
...ゆうべ火柱でやられたというのだ...
海野十三 「火星兵団」
...火柱が飛ぶ」千蔵は...
海野十三 「火星兵団」
...四郎の乗っている櫓は天に沖(ちゅう)する真赤な火柱の中に包まれてしまった...
海野十三 「雷」
...青白色の太い火柱がサッと空中に立った...
海野十三 「空襲下の日本」
...瓦斯(ガス)タンクほどもあるような太い火柱(ひばしら)が...
海野十三 「空襲葬送曲」
...ものすごい火柱がたち...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...何十条ともしれない大火柱が...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...真赤になって火柱のように見えました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...すでに天にもとどく作者の太い火柱の情熱が...
太宰治 「女の決闘」
...近所の人たちは怪しい火柱を見ていたので...
田中貢太郎 「前妻の怪異」
...一日の夜の東京の火事は丁度火柱のように見えたので大島の噴火でないかという噂があったそうである...
寺田寅彦 「震災日記より」
...数丈の大火柱(明治以後の記録)昔の人々がよい加減のでたらめを書き残したのでない証拠に...
武者金吉 「地震なまず」
...あそこに火柱が立ったと言うので...
武者金吉 「地震なまず」
...まるで四角(かく)な火柱(ひばしら)のように...
吉川英治 「神州天馬侠」
...夜に入り夜が更(ふ)けると共に、太い火柱の影が、月の空へ突きとおって見えた...
吉川英治 「増長天王」
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