...直立せる火柱はその幹...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...第八九項 火柱の話妖怪中に火柱と申すものがある...
井上円了 「おばけの正体」
...火柱に見えたのであろう...
海野十三 「火星兵団」
...見て大怪我をしたという火柱事件などであるが...
海野十三 「火星兵団」
...太い火柱が立った...
海野十三 「雷」
...聴音機の大ラッパがたちまちもげて火柱の間を縫(ぬ)うように吹きとんでゆく...
海野十三 「空襲警報」
...「それにしては、すこし、空中も、地上も騒がしいぞ」その言葉を、裏書するように、どーンと又一つ、火柱が立った...
海野十三 「空襲葬送曲」
...そのどろどろと宙にもえていた火柱の色が...
海野十三 「太平洋魔城」
...それこそいま見たと同じ青い火柱ではなかったろうか...
海野十三 「地球盗難」
...一日の夜の東京の火事は丁度火柱のように見えたので大島の噴火でないかという噂があったそうである...
寺田寅彦 「震災日記より」
...漠然たる瞬間的の光(a)閃光(b)雨の降り注ぐ如き光(c)細い光の帯一定の形を有し且つ動く光体(d)火球(e)火柱(f)火の棒(g)ラッパ状の光輝ける焔及び輻射(h)火焔(i)小火焔(j)スパーク(k)光る気空中及び雲の燐光(l)拡がった空の光(m)光る雲ついでガリーは十三種の光と地震との時間的関係を調べて...
武者金吉 「地震なまず」
...右のいわゆる火柱は...
武者金吉 「地震なまず」
...三重県多気(たけ)郡相可口(おうかぐち)駅前の自宅から西方の山の上に火柱が見えたので...
武者金吉 「地震なまず」
...次いで周参見(すさみ)沖に火柱が立ち...
武者金吉 「地震なまず」
...あそこに火柱が立ったと言うので...
武者金吉 「地震なまず」
...それはシキという大きな火柱のようなものを...
柳田国男 「年中行事覚書」
...青白い火柱の立つのを両三度見た...
山本周五郎 「青べか日記」
...まるで四角(かく)な火柱(ひばしら)のように...
吉川英治 「神州天馬侠」
便利!手書き漢字入力検索