...船の火夫として働いている...
...火夫を募集している求人広告を見た...
...火夫の仕事は体力を使うと聞いたことがある...
...火夫がいないと船は進めない...
...祖父は若いころに火夫として働いていた...
...刺子姿の消火夫が忙がしそうに雑沓を縫って往ったり来たりしていた...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...機関車あやつる火夫の姿に恍惚(こうこつ)として...
太宰治 「春の盗賊」
...長い金(かね)の棒の先に火のついたのを持った点火夫が小走りに走りながら...
田山花袋 「日本橋附近」
...助手(じょしゅ)やほかの火夫(かふ)といっしょに...
豊島与志雄 「ばかな汽車」
...車掌と火夫とは、私が覗き出してる窓のすぐ下で立ち止まった...
豊島与志雄 「轢死人」
...火夫らの乳房(ちぶさ)であった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...二、労働賃銀増額、――水火夫、舵手(だしゅ)、大工ら下級船員全体に対して、月支給額の二割を左の方法によって増給すること...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...なぜかならば、それは、セーラーの方で計画実行しなければならなかったほど、セーラーによっては、緊密な要求だが、火夫の方では、ある者にとっては、そうでないかもしれないし、より一層われわれがおそれるのは、スパイだ...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...火夫の云う通りであった...
葉山嘉樹 「浚渫船」
...君の有利になるようにこんなことをいったつもりじゃないのだが」終りの言葉は火夫に向っていったのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」
...火夫はせっぱつまれば絶望的な力を振りしぼってここにいる七人の男たちを征服するかもしれない...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」
...火夫が私の不正直さということを何か非難しているからです...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」
...奇妙なことに火夫だった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」
...もう火夫のことは十分だし...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」
...棒押っ取りて打ち叩く火夫の姿は...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...余りむすので一層大汗をかこうと大童(おおわらわ)で火夫をやったり何かしています...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...退きそこなつた火夫が...
三好十郎 「おスミの持参金」
...夕方になると点火夫が竹竿の先に口火のついたのを肩にして...
山本笑月 「明治世相百話」
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