例文・使い方一覧でみる「火勢」の意味
スポンサーリンク...火勢が強くて、消火活動が困難だった... 
...昨夜の火事で、火勢が強くて一軒家が全焼した...
...消火器を使って火勢を抑えることができた...
...火災の初動防止として、火勢に敏感な感覚を養うことが大切だ...
...大火災を引き起こした原因は、風が火勢をあおいだためだった...
...あまりの火勢に辟易（へきえき）致いたのでござらう...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...植林の方だと甚だ以て不成績ぢやないか！火を入れた暖炉の真赤になる迄火勢のよくなつた時は...
石川啄木 「雪中行」
...そのすさまじい火勢に思はず...
上村松園 「思ひ出」
...すごい火勢（かせい）に...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...このように火勢を急に強めたものに違いなかった...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...ひどい火勢だッ」「これはたいへんだぞ...
海野十三 「雷」
...火勢はさらに猛烈になって...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...やゝ風を得た火勢は...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...隣家の火勢は強かったが...
豊島与志雄 「公孫樹」
...火勢が盛んで消防どころか...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...火勢の猛烈であったことは...
永井荷風 「草紅葉」
...これはかえって一方に火勢を追い込んだようなもので...
中里介山 「大菩薩峠」
...カッと左右から焼き立てられる火勢を避くるともなく忠弘は...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...不図又文三の言葉尻（じり）から燃出して以前にも立優（たちまさ）る火勢...
二葉亭四迷 「浮雲」
...風に飜（あお）り立てられて11310火勢はいよいよ強くなる...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...しかも火勢が非常に猛烈であったため...
夢野久作 「少女地獄」
...火勢のやがて冷（さ）めた後...
吉川英治 「三国志」
...忽ち半城を蔽うばかりの火勢となった...
吉川英治 「新書太閤記」
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