...火事泥だな、そいつは」船で会った老上海の雑貨商は、中国人の番頭に留守を頼んだと言っていた...
高見順 「いやな感じ」
...火事泥的な手を出し得ずに...
吉川英治 「三国志」
...火事泥はその本能にちかいものだが...
吉川英治 「私本太平記」
...さらにそののち火事泥的(かじどろてき)に甲府(こうふ)へ兵をだしてかすめとった小田原(おだわら)の北条氏直(ほうじょううじなお)が持主(もちぬし)にかわった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...火事泥的(かじどろてき)な斬り取り稼ぎに飽満(ほうまん)した...
吉川英治 「新書太閤記」
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