...さらに別種(べっしゅ)の波瀾(はらん)が胸にわく...
伊藤左千夫 「告げ人」
...蟹田の観瀾山であれほど口汚くこの作家を罵倒しても...
太宰治 「津軽」
...遺骸をあの狂瀾怒濤...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...本来ならば余りにも波瀾(はらん)に乏し過ぎる...
谷崎潤一郎 「細雪」
...波瀾の外に順潮を見...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...尤も次の第六十七議会には可なりの波瀾を巻き起こすだろう...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...波瀾多き歴史なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...平和の状態に戻る前には必然に多少の波瀾(はらん)が常にあるもので...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...脚色の波瀾と人物の活動とを主とする傾(かたむき)が早くも一つの類型をなしているようになった...
永井荷風 「裸体談義」
...平地の上に波瀾を画いたものであろう...
夏目漱石 「倫敦塔」
...戦後の狂瀾怒濤は轟々とこの身に打寄せ...
原民喜 「死と愛と孤独」
...その後『気海観瀾』等の物理学書はできるけれどもこれはいうて知れたものである...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...この波瀾に富んだソヴェト農村の数年の生活を...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...其生涯の波瀾に乏しかつたのも...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...是は感動の波瀾を高めるために...
柳田国男 「木綿以前の事」
...「酒を酌んで君に与う君自ら寛(ゆる)うせよ人情の翻覆(はんぷく)波瀾に似たり」だろう……お得意の詩吟はどうしたい...
夢野久作 「爆弾太平記」
...もしくは環海の孤島に退いて狂瀾怒濤に向って号叫すべしである...
夢野久作 「謡曲黒白談」
...これ以上の波瀾(はらん)を欲するかしら? それは杢之進にも分らない...
吉川英治 「増長天王」
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