例文・使い方一覧でみる「瀾」の意味


スポンサーリンク

...倒を既墜にめぐらさむと欲す...   倒瀾を既墜にめぐらさむと欲すの読み方
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」

...狂(きょうらん)のような生活に身を任せた...   狂瀾のような生活に身を任せたの読み方
有島武郎 「或る女」

...再び帰ってゆくことなぞができ得るものでしょうか!眼を閉じて狂の咆(ほ)え猛っているこの海を想えば...   再び帰ってゆくことなぞができ得るものでしょうか!眼を閉じて狂瀾の咆え猛っているこの海を想えばの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...けだし平民主義の政治世界に侵入するあたかも狂怒濤(きょうらんどとう)の海面を捲(ま)いて奔(はし)るがごとく...   けだし平民主義の政治世界に侵入するあたかも狂瀾怒濤の海面を捲いて奔るがごとくの読み方
徳富蘇峰 「将来の日本」

...もしも事あって押し寄せてくる世界の波に対しては...   もしも事あって押し寄せてくる世界の波瀾に対してはの読み方
豊島与志雄 「新たな世界主義」

...脚色の波と人物の活動とを主とする傾(かたむき)が早くも一つの類型をなしているようになった...   脚色の波瀾と人物の活動とを主とする傾が早くも一つの類型をなしているようになったの読み方
永井荷風 「裸体談義」

...沙翁(さおう)は指輪を種に幾多の波(はらん)を描いた...   沙翁は指輪を種に幾多の波瀾を描いたの読み方
夏目漱石 「野分」

...この多事なる世界は日となく夜となく回転しつつ波(はらん)を生じつつある間に我輩のすむ小天地にも小回転と小波があって我下宿の主人公はその尨大(ぼうだい)なる身体を賭(と)してかの小冠者差配と雌雄(しゆう)を決せんとしつつある...   この多事なる世界は日となく夜となく回転しつつ波瀾を生じつつある間に我輩のすむ小天地にも小回転と小波瀾があって我下宿の主人公はその尨大なる身体を賭してかの小冠者差配と雌雄を決せんとしつつあるの読み方
夏目漱石 「倫敦消息」

...これより大事件の後(あと)に起る余(よらん)を描(えが)き出だして...   これより大事件の後に起る余瀾を描き出だしての読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...波は矢継早やに次々と群がり出...   波瀾は矢継早やに次々と群がり出の読み方
久生十蘭 「カストリ侯実録」

...平地に波を起すようなことを...   平地に波瀾を起すようなことをの読み方
火野葦平 「花と龍」

...帰する所は肉交の波中に浮沈するものと言わざるを得ず...   帰する所は肉交の波瀾中に浮沈するものと言わざるを得ずの読み方
福沢諭吉 「新女大学」

...何んとならばこの嘉永四年は『気海観広義』全十五巻(後刷りの本は五篇を五冊に合巻)の中...   何んとならばこの嘉永四年は『気海観瀾広義』全十五巻の中の読み方
牧野富太郎 「植物記」

...歴史のどんな波であったろうか...   歴史のどんな波瀾であったろうかの読み方
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」

...徐々と――しかし狂(きょうらん)の相(そう)を示しながら――いわゆる武者押しというジリジリ詰めに追って来ると...   徐々と――しかし狂瀾の相を示しながら――いわゆる武者押しというジリジリ詰めに追って来るとの読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...狂(きょうらん)天をうとうとしている...   狂瀾天をうとうとしているの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...あの暴風雨(あらし)の夜の狂(きょうらん)に...   あの暴風雨の夜の狂瀾にの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...彼が徹底せる熟慮と深(しんらん)のごとき遠謀とが渾然として湧出して来る...   彼が徹底せる熟慮と深瀾のごとき遠謀とが渾然として湧出して来るの読み方
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」

「瀾」の読みかた

「瀾」の書き方・書き順

いろんなフォントで「瀾」

「瀾」の英語の意味

「なんとか瀾」の一覧  


ランダム例文:
歴史小説   追いつめる   悠然  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
百姓一揆   影武者   門外不出  

スポンサーリンク

トップへ戻る