例文・使い方一覧でみる「瀾」の意味


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...倒を既墜にめぐらさむと欲す...   倒瀾を既墜にめぐらさむと欲すの読み方
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」

...簡潔な言葉の中に無限の人情の世界を現出させ少しもあせらずに單調に落着いて然し不思議な波を生んでゆく數奇な運命を卷き起す筆の魔力には感嘆する日本人の書いたものはこんなものに比べると實に貧しい...   簡潔な言葉の中に無限の人情の世界を現出させ少しもあせらずに單調に落着いて然し不思議な波瀾を生んでゆく數奇な運命を卷き起す筆の魔力には感嘆する日本人の書いたものはこんなものに比べると實に貧しいの読み方
千家元麿 「自分は見た」

...あの凄まじい狂も轟音も...   あの凄まじい狂瀾も轟音もの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...夫の方もいずれまた一と波(はらん)持ち上ること分ってましたが...   夫の方もいずれまた一と波瀾持ち上ること分ってましたがの読み方
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」

...多少の波を交へて徐々に進歩して來た物理學は...   多少の波瀾を交へて徐々に進歩して來た物理學はの読み方
長岡半太郎 「物理學革新の一つの尖端」

...みんなこの観亭に集まって...   みんなこの観瀾亭に集まっての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...観亭(かんらんてい)の下から船を出すことにしましたから...   観瀾亭の下から船を出すことにしましたからの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...不意に大きな狂に捲き込まれて...   不意に大きな狂瀾に捲き込まれての読み方
夏目漱石 「それから」

...波のない、平和な自分の生活の中へ、ぼんやりとした暗い影を背負った不吉なものが、無理やり割り込んで来たように思われてならない...   波瀾のない、平和な自分の生活の中へ、ぼんやりとした暗い影を背負った不吉なものが、無理やり割り込んで来たように思われてならないの読み方
久生十蘭 「キャラコさん」

...それほどの波と艱難に耐えられるものだろうか...   それほどの波瀾と艱難に耐えられるものだろうかの読み方
久生十蘭 「新西遊記」

...ただ杜甫の経歴の変化多く波(はらん)多きに反して...   ただ杜甫の経歴の変化多く波瀾多きに反しての読み方
正岡子規 「曙覧の歌」

...波にもまれている...   波瀾にもまれているの読み方
宮本百合子 「彼女たち・そしてわたしたち」

...私たちの生活の波を凌がせ...   私たちの生活の波瀾を凌がせの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...狂怒濤に慣れた老船頭の態度等に現わるる...   狂瀾怒濤に慣れた老船頭の態度等に現わるるの読み方
夢野久作 「能とは何か」

...徐々と――しかし狂(きょうらん)の相(そう)を示しながら――いわゆる武者押しというジリジリ詰めに追って来ると...   徐々と――しかし狂瀾の相を示しながら――いわゆる武者押しというジリジリ詰めに追って来るとの読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...世路の波は、はやくも少年孔明を鍛えるべく、試すべくあらゆる形で襲ってきた...   世路の波瀾は、はやくも少年孔明を鍛えるべく、試すべくあらゆる形で襲ってきたの読み方
吉川英治 「三国志」

...波から波へ年月を送ってきたので...   波瀾から波瀾へ年月を送ってきたのでの読み方
吉川英治 「親鸞」

...狂(きょうらん)つづら心中の形となったお米の死...   狂瀾つづら心中の形となったお米の死の読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「瀾」の読みかた

「瀾」の書き方・書き順

いろんなフォントで「瀾」

「瀾」の英語の意味

「なんとか瀾」の一覧  


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