...その内で濃尾の地震には七千余人の死人を出し...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...これから美濃尾張の方面へ出るのは平坦な道だが...
中里介山 「大菩薩峠」
...山川(さんせん)開けて気象頓(とみ)に雄大なるこの濃尾の天地は...
中里介山 「大菩薩峠」
...啻(たゞ)に三陸と濃尾に起るのみにあらず...
夏目漱石 「人生」
...(1)タコ坊主上陸(平素姿を見せぬ魚が現れる)明治二十四年十月二十八日濃尾大地震の前に...
武者金吉 「地震なまず」
...今度の地震(明治二十四年濃尾地震)の前にも...
武者金吉 「地震なまず」
...明治二十四年の濃尾地震の前夜のことであった...
武者金吉 「地震なまず」
...明治二十四年十月二十八日濃尾大地震の前夜...
武者金吉 「地震なまず」
...中でも濃尾地方、三陸沖、東海道沖、南海道沖等の地震鯰は、いずれ劣らぬ堂々たる横綱の貫禄をそなえた大物中の大物である...
武者金吉 「地震なまず」
...どことなく濃尾の平原にある街のようだ...
横光利一 「欧洲紀行」
...濃尾の地侍(じざむらい)...
吉川英治 「私本太平記」
...濃尾(のうび)両国の州界である...
吉川英治 「新書太閤記」
...――やがて濃尾(のうび)の平野はその下から鮮(あきら)かに見え出してくる...
吉川英治 「新書太閤記」
...ただ美濃尾張は、その縮図にすぎない...
吉川英治 「新書太閤記」
...美濃尾張の二州をさらに加えようではないか...
吉川英治 「新書太閤記」
...この濃尾(のうび)へ東下してくるか...
吉川英治 「新書太閤記」
...美濃尾張の平野を遠くまで見晴らした...
和辻哲郎 「鎖国」
...戦争は濃尾の平野で行われた...
和辻哲郎 「鎖国」
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