...濁り酒のかすに酔って...
泉鏡花 「歌行燈」
...老(おい)の頬(ほお)に紅(くれない)潮(さ)すや濁り酒明治三十九年十月八日 俳諧散心...
高浜虚子 「五百句」
...――一九二八・九――濁り酒十月×日焼栗の声がなつかしい頃になった...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...寝しなの濁り酒を楽しんだ...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...八つの皿に濁り酒をついで祝い事をする風がある...
柳田国男 「年中行事覚書」
...徳利の濁り酒をのみ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ゆうべの濁り酒がまだあったはず」つぶやいて起(た)ち上がり...
吉川英治 「宮本武蔵」
...一合に足らぬ濁り酒のことで...
吉川英治 「宮本武蔵」
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