...総じて人工香料の香気の表情は沈澱性を帯び...
大手拓次 「「香水の表情」に就いて」
...ただし最も深い部分には通常すこしばかりの沈澱物があるが...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...容器の色と殆ど違わない液体が音もなく澱んでいるのを眺めた瞬間の気持である...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...草根木實(そうこんもくじつ)より採(と)りたる澱粉(でんふん)を(に)たるものも其一ならん...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...こゝの光に暗まじりこゝのうま酒澱(おり)にがしこゝなる戀に恨ありこゝなる歌に涙あり「自然」は常にほゝゑめど世は長(とこし)への春ならず...
土井晩翠 「天地有情」
...然し彼女のうちには何かが澱んでいた...
豊島与志雄 「過渡人」
...訳の分らない不満が心の中に澱んでいた...
豊島与志雄 「子を奪う」
...室の中にはしっとりとした空気が澱んでいた...
豊島与志雄 「蘇生」
...彼の心中に長い生涯を通じて澱(よど)みきたり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...些(さ)の塵滓(じんし)の腹部に沈澱(ちんでん)する景色(けしき)がない...
夏目漱石 「草枕」
...日本に生れて米の飯が食えないんだから可哀想(かわいそう)だろう」糖尿病(とうにょうびょう)の叔父は既定の分量以外に澱粉質(でんぷんしつ)を摂取(せっしゅ)する事を主治医から厳禁されてしまったのである...
夏目漱石 「明暗」
...「でもあなた澱粉質(でんぷんしつ)のものには大変功能があるそうですから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...重たく澱んだ空気のとばりの中へ足が進んで行き...
原民喜 「海の小品」
...しかもその水はしばしば澱んで腐っている...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...その中には薄(うす)く酸化鉄(さんかてつ)が沈澱(ちんでん)してあたりの岩から実にはっきりしていました...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...吐かれずして澱(よど)んでいる...
吉川英治 「親鸞」
...或る部屋の扉を繊奢(せんしゃ)な澱(よど)みもなく暴々(あらあら)しくノックした...
吉行エイスケ 「女百貨店」
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