例文・使い方一覧でみる「澱」の意味


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...そこには石のやうに黙した水の塊的(マツス)が凝然としてんでゐるばかりだ...   そこには石のやうに黙した水の塊的が凝然として澱んでゐるばかりだの読み方
有島武郎 「運命と人」

...その重く(よど)んだ空気の中を落ちもせず...   その重く澱んだ空気の中を落ちもせずの読み方
有島武郎 「星座」

...少し言い(よど)んでいたが...   少し言い澱んでいたがの読み方
太宰治 「花燭」

...んではまたゆるゆると流れてゐた...   澱んではまたゆるゆると流れてゐたの読み方
太宰治 「道化の華」

...後をすこしくいい(よど)んでいたが...   後をすこしくいい澱んでいたがの読み方
近松秋江 「霜凍る宵」

...人は決して粉(でんぷん)蛋白(たんぱく)脂肪(しぼう)だけで生きて行かれるものではない...   人は決して澱粉蛋白脂肪だけで生きて行かれるものではないの読み方
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」

...そして疲れた頭が沈(ちんでん)して来ると...   そして疲れた頭が沈澱して来るとの読み方
徳田秋声 「黴」

...そして水は濁り黒ずんで、みきっている...   そして水は濁り黒ずんで、澱みきっているの読み方
豊島与志雄 「囚われ人」

...妙にむし暑いような大気がんでいた...   妙にむし暑いような大気が澱んでいたの読み方
豊島与志雄 「未来の天才」

...その凡てがんで動かぬ時間の間...   その凡てが澱んで動かぬ時間の間の読み方
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」

...其(そ)のいひ(よど)んだことを不審(ふしん)に思(おも)ふ心(こゝろ)さへ起(おこ)さぬ程(ほど)放心(うつかり)と聞(き)いて居(ゐ)た...   其のいひ澱んだことを不審に思ふ心さへ起さぬ程放心と聞いて居たの読み方
長塚節 「土」

...粉だけでは身体がもたないから...   澱粉だけでは身体がもたないからの読み方
中谷宇吉郎 「稲の一日」

...下に沈する泥の量の測定とをする...   下に沈澱する泥の量の測定とをするの読み方
中谷宇吉郎 「亡び行く国土」

...東京の空気を下の関までそっくり運ぼうとでもするように車室内の空気はムンムン沈していた...   東京の空気を下の関までそっくり運ぼうとでもするように車室内の空気はムンムン沈澱していたの読み方
葉山嘉樹 「乳色の靄」

......   の読み方
宮沢賢治 「丘」

...根から粉を採取する野生植物の一つ...   根から澱粉を採取する野生植物の一つの読み方
柳田國男 「食料名彙」

...暫く重く黙っていてからまた云いむ風に云った...   暫く重く黙っていてからまた云い澱む風に云ったの読み方
横光利一 「旅愁」

...そんな沈(ちんでん)は見えなかった...   そんな沈澱は見えなかったの読み方
吉川英治 「上杉謙信」

「澱」の読みかた

「澱」の書き方・書き順

いろんなフォントで「澱」

「澱」の英語の意味

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