...澆季(げうき)の世は古に復さんよしもなしと...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...澆季皇帝(げうきくわうてい)の愛玩(あいぐわん)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...留魂祠、小なりといへども、澆季の世の中に、まことの朋友の道を語るもの也...
大町桂月 「南洲留魂祠」
...世は澆季なりとは三千年の昔から絶えず人の云ひ来つたことであるが...
丘浅次郎 「人類の将来」
...世のつねに澆季なるは...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...今の澆季よりは人情風俗に...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...澆季の世に於ては道を聴くことの如何に易いかを思わざるを得ない...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...霊台方寸(れいだいほうすん)のカメラに澆季溷濁(ぎょうきこんだく)の俗界を清くうららかに収め得(う)れば足(た)る...
夏目漱石 「草枕」
...末世澆季(まつせぎょうき)の今日では...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...今思へば既に澆季に這入つてゐたといふものの...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...此澆季の世には珍らしい厚い志が嬉しくてツイ飲過して泥の如く酔ひ車上に扶け載せられて旅宿に帰り前後不覚に眠入つた...
二葉亭四迷 「旅日記」
...世の中も澆季(ぎょうき)になったように思われますて...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...日本などにも世道澆季(せどうぎょうき)を説く人は昔からあった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...かえって反感と否定とを以て世の澆季(ぎょうき)を罵(ののし)ったりもするのである...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...世は澆季(すえ)でなかった」と...
吉川英治 「神州天馬侠」
...権門に媚(こ)びる徒輩の滔々(とうとう)として横行する澆季(ぎょうき)を歎じているが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...鳴るわ鳴るわ」「怒(いか)るわ怒るわ――鳴門の渦!」「洗えや鳴門――」「澆季(ぎょうき)の濁り世」ポーン! と三位卿...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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