例文・使い方一覧でみる「澄まし」の意味


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...」「厭な人ね?」と唐突(だしぬけ)に澄まして云う...   」「厭な人ね?」と唐突に澄まして云うの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...」と澄ました顔をしていた...   」と澄ました顔をしていたの読み方
内田魯庵 「二葉亭余談」

...そりゃそうだろうと軽く肯定して澄ましていた...   そりゃそうだろうと軽く肯定して澄ましていたの読み方
太宰治 「斜陽」

...またその教会に通う若い男女のキザに澄ました態度に辟易(へきえき)して...   またその教会に通う若い男女のキザに澄ました態度に辟易しての読み方
太宰治 「惜別」

...いよいよ澄まして...   いよいよ澄ましての読み方
太宰治 「富嶽百景」

...私たちは耳を澄ました...   私たちは耳を澄ましたの読み方
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」

...いかにうれしいことだろう! 若い人々は耳を澄ました犬のようである...   いかにうれしいことだろう! 若い人々は耳を澄ました犬のようであるの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...さうして又そつと耳を澄ましました...   さうして又そつと耳を澄ましましたの読み方
長塚節 「白瓜と青瓜」

...君みたような田舎(いなか)ものだって云うだろう」須永はこう答えて澄ましていた...   君みたような田舎ものだって云うだろう」須永はこう答えて澄ましていたの読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...彼は澄まして玄関から上へ上がった...   彼は澄まして玄関から上へ上がったの読み方
夏目漱石 「明暗」

...あっても乙(おつ)に気取(きど)って澄ましているんだろう...   あっても乙に気取って澄ましているんだろうの読み方
夏目漱石 「明暗」

...いくら地蔵さまみてェに澄ましてをつたとて...   いくら地蔵さまみてェに澄ましてをつたとての読み方
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」

...お茂与の取澄ましたのと違って...   お茂与の取澄ましたのと違っての読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...梯子をかけるのよ」寿女は澄まして応える...   梯子をかけるのよ」寿女は澄まして応えるの読み方
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」

...或るものをきくべく一心に耳を澄ました...   或るものをきくべく一心に耳を澄ましたの読み方
夢野久作 「あやかしの鼓」

...一心に耳を澄ましていると...   一心に耳を澄ましているとの読み方
夢野久作 「支那米の袋」

...相手の鉾を交わして高氏は逆に澄まし込んだ...   相手の鉾を交わして高氏は逆に澄まし込んだの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...向うでも澄ましていた...   向うでも澄ましていたの読み方
吉川英治 「忘れ残りの記」

「澄まし」の読みかた

「澄まし」の書き方・書き順

いろんなフォントで「澄まし」

「澄まし」の英語の意味


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