...谷崎潤一郎(たにざきじゆんいちらう)...
芥川龍之介 「日本小説の支那訳」
...未だ鏡に向つて檢査する機會を持たないが恐らくは眼も潤ひ且つ輝いてゐよう...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...生命を潤(うる)おす水を得んとてそこに到る隊客旅(くみたびびと)(Caravan)を失望慚愧(ざんき)せしむるものであるとなしておる...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...ね、潤ちゃん、すばらしいとは思わない?」彼女はわれとわが言葉にだんだん昂奮しながら、潤一青年の手をとって、彼女の感情のまにまに、それをギュッと握りしめたり、気でもちがったようにうち振ったりするのであった...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...だが、その前に、貴様しめ殺されない用心をするがいい」青年の死にもの狂いの両腕が、雨宮潤一の首へ、気味わるくからんできた...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...またはげしく裸体の方の潤ちゃんをゆすぶりつづけた...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...それは早稻田學園の精神力が全國に浸潤した結果であるといはねばなるまい...
相馬御風 「校歌「都の西北」と私」
......
谷崎潤一郎 「細雪」
...一七八九年の革命の理論が底深く浸潤せんとする途中で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...幾分か荒(すさ)みきった生活に経済的に潤いが出来たらしく...
中里介山 「大菩薩峠」
...資本の利潤及び労働の労賃によって生活するものでも...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...同潤会でもそうらしい様子です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...字(あざな)は徳潤(とくじゅん)であった...
吉川英治 「三国志」
...利潤を低めるという大きな結果を有っている...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...同一の利潤を得るであろうからである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...けだし労賃の騰貴以外に何物も利潤に影響を及ぼし得ないが...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...利潤と労賃との間の自然的平衡は恢復されるであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...そして労賃をも利潤をも下落せしめ得ないであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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