...老女は黒漿(おはぐろ)の落ちた歯を見せて...
石川啄木 「足跡」
...岩漿(がんしよう)は非常(ひじよう)な高(たか)い熱(ねつ)と壓力(あつりよく)との下(もと)に極(きは)めて多量(たりよう)の水(みづ)を含有(がんゆう)することが出來(でき)るから...
今村明恒 「火山の話」
...あの年配の女達は大概鉄漿を附けていた...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...垣根に添ひ井戸端に添つてその赤い酸漿の無数に熟してゐるシインが浮んだ...
田山録弥 「谷合の碧い空」
...道の片側は鉄漿溝(おはぐろどぶ)に沿うて...
永井荷風 「里の今昔」
...腹を切ってから水漿(のみもの)を断って五十七日の間気力が常の如くして痛むところなく...
中里介山 「法然行伝」
...さうして其(その)入(さうにふ)した酸漿(ほゝづき)の根(ね)が知覺(ちかく)のないまでに輕微(けいび)な創傷(さうしやう)を粘膜(ねんまく)に與(あた)へて其處(そこ)に黴菌(ばいきん)を移植(いしよく)したのであつたらうか...
長塚節 「土」
...同じく脳漿(のうしょう)を絞るなら...
新渡戸稲造 「自警録」
...その球面に多数の子房の成熟して赤色をなせる球形多汁の漿果が付着しているのである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...獅子の脳漿よりしてさへ...
三好達治 「測量船」
...僕は野菜ならば何でもいいと思ったがジャガ薯に限るね」主人「牛肉の血を絞(しぼ)って肉漿(にくしょう)にする時にも必ずジャガ薯を食べるのはその訳だ...
村井弦斎 「食道楽」
...肉漿は最も良き滋養品なり...
村井弦斎 「食道楽」
...名は近くても毬酸漿(いがほおずき)という草の実と...
柳田国男 「母の手毬歌」
...義元の紫いろの唇と鉄漿染(おはぐろぞめ)の歯の中には...
吉川英治 「新書太閤記」
...次代の国土に文化に万民をして心から箪食壺漿(たんしこしょう)せしめるような大人物がおりましょうか...
吉川英治 「新書太閤記」
...鉄漿(かね)の溶(と)き水や...
吉川英治 「親鸞」
...箪食壺漿(たんしこしょう)の歓びに沸きたってはおるが...
吉川英治 「平の将門」
......
吉川英治 「宮本武蔵」
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