...もう一度塩水をかえてていねいに漬けると...
高村光太郎 「山の春」
...やがてまた枠を水の中へ漬ける...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...むしろ拾うてきて)漬ける...
種田山頭火 「行乞記」
...菜を漬ける、何といつても食料品として最も安価なのは塩だ(私は一年間に十五銭の塩を使ひきれない)...
種田山頭火 「其中日記」
...半分煮て半分漬ける...
種田山頭火 「其中日記」
...菜葉を買ふことができた、煮る、漬ける、おいしいぞ、一把七銭、さうとうな値段である...
種田山頭火 「其中日記」
...さつそく茄子を漬ける...
種田山頭火 「旅日記」
...そして当時その中へ漬ける蕪は同地普く栽培せられてある赤カブであったが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...漬けるものですから絞だけです...
牧野富太郎 「植物記」
...とまるでお香のものを漬ける前のようなのもこまりますし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...最初に冬瓜を短冊に切って樽の中へ沢庵を漬けるように一側(かわ)並べては塩を沢山かけまた並べてまた塩をかけてなるたけ沢山塩を入れて沢庵漬の通りに重い圧石(おしいし)を置くのです...
村井弦斎 「食道楽」
...翌日取出して煮醤油へ漬けるなり...
村井弦斎 「食道楽」
...亜米利加で新しいオートミルを買って拵えますと一晩水へ漬ける世話もなし...
村井弦斎 「食道楽」
...殊に数の子を漬けるに妙なり...
村井弦斎 「食道楽」
...今透き通る水の中へ足を漬ける...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...真子を一々串の尖端(さき)で選り分けて塩辛に漬ける...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...梅の實も漬けることができず...
吉川英治 「折々の記」
...あれだけ漬けるには...
吉川英治 「宮本武蔵」
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