例文・使い方一覧でみる「漫然と」の意味


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...漫然と書見に耽(ふけ)っていると...   漫然と書見に耽っているとの読み方
芥川龍之介 「疑惑」

...漫然と金口(きんぐち)の煙草(たばこ)を啣(くわ)えていた...   漫然と金口の煙草を啣えていたの読み方
芥川龍之介 「路上」

...漫然と私自身を他の境界に移したら...   漫然と私自身を他の境界に移したらの読み方
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」

...漫然とどの女も自分とは関係のないものとして...   漫然とどの女も自分とは関係のないものとしての読み方
武田麟太郎 「日本三文オペラ」

...漫然とそう云っているに過ぎない...   漫然とそう云っているに過ぎないの読み方
戸坂潤 「思想としての文学」

...白雲は漫然と結束して宿を立ち出でると...   白雲は漫然と結束して宿を立ち出でるとの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...種がなくって」そういう二人が漫然として結びついた時に...   種がなくって」そういう二人が漫然として結びついた時にの読み方
夏目漱石 「明暗」

...漫然と夜伽をしたりするほかどうする才覚もないらしく...   漫然と夜伽をしたりするほかどうする才覚もないらしくの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...言はば小宮山氏は何んにも考へずに俄づくりの公式をもつて漫然と問題に向ひ...   言はば小宮山氏は何んにも考へずに俄づくりの公式をもつて漫然と問題に向ひの読み方
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」

...読者は漫然とそれを読んでゆくことはできない...   読者は漫然とそれを読んでゆくことはできないの読み方
平林初之輔 「探偵小説の世界的流行」

...話もなくなつてたゞ漫然と脚をひきずツてゐた...   話もなくなつてたゞ漫然と脚をひきずツてゐたの読み方
牧野信一 「環魚洞風景」

...自分が登場者となつてゐる舞台をたゞ漫然と考へてゐたゞけなのである...   自分が登場者となつてゐる舞台をたゞ漫然と考へてゐたゞけなのであるの読み方
牧野信一 「心象風景(続篇)」

...沢を遡行(そこう)して登りつめたところから漫然と尾根を下ったり...   沢を遡行して登りつめたところから漫然と尾根を下ったりの読み方
松濤明 「ピークハンティングに帰れ」

...漫然とただ想像によって...   漫然とただ想像によっての読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...「ここらにいてみようか」漫然と...   「ここらにいてみようか」漫然との読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...ただ漫然と武力に絶対な恐怖をもつが...   ただ漫然と武力に絶対な恐怖をもつがの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...しばらく漫然として...   しばらく漫然としての読み方
和辻哲郎 「地異印象記」

...ただ漫然と風習に従って土下座したに過ぎぬのです...   ただ漫然と風習に従って土下座したに過ぎぬのですの読み方
和辻哲郎 「土下座」

「漫然と」の書き方・書き順

いろんなフォントで「漫然と」

「漫然と」の英語の意味


ランダム例文:
物音   覚醒   平泳ぎ  

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